フォーをベトナムらしいお店で食す
何が食べたいと聞かれたので「麺」と答えたら、試飲会場の近くにあったフォーのお店に連れていってくれました。牛肉が良かったのでベトナム語で「BO ボー」とお伝え。鳥なら「GA ガー」で理解してもらえます。一見適当でやる気の無い普通のお店ですが、出来上がってくるものは本当に美味しそうなんですよね・・・・。衛生面での懸念もありますが、意外なことにおばちゃんはちゃんとビニール手袋で配膳していました。観光客が多いので変えているのかもしれません。
さて一口食べると、酔っ払った私の感覚であっても「すっごく美味しい」と大変な喜びを感じます。雑味無し、 麺にほのかに付いた”うま味”が、酔った体を目覚めさせます。具はシンプルにネギ、パクチー、牛肉ですが、これもまた何でだか異常に美味しく感じるのです。
フォーは麺よりもスープが肝心?!
日本でパクチーを食べると、強烈な匂いがいつまでも残りますが、こちらのは一瞬香ると、スッと消えていく感じでとても良いです。鮮度の違いで味が変わるのではないかと思います。兄貴は盛んに「スープだ、スープが肝心なんだ!!」と述べていました。 海原雄山先生かあなたは笑、とか思いながら、スープの爽やかさに酔いしれます。
でも私はこの米で作った麺もなかなかだと思いました。舌触りや味の染み具合など、日本の麺よりずっと繊細さを感じるのです。どこをどう眺めても適当なのに、中身は適当じゃない・・・。やっぱりこの国はまだまだ良く分かりません・・・。
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