2013-06-23

6人でボトルの水を分け合う、ベトナム家族の温かい絆|ハノイ ベトナム

ハノイの歩道 hanoi-roadside
ベトナムでは急速に近代化の波が到来しています。しかしそんな変化著しいベトナムでも、日本には無くなってしまった大切な物が残っているのも事実です。




家族で1.5リットルの水を分かち合う

ハノイの道端 Hanoi-roadside
街を歩いているといつも通り沢山の人がバイクに乗って走り周っています。ふと交差点に差し掛かると6人位の家族が日陰で休んでいました。1.5リットルの水が入ったペットボトルを家族皆で大事そうに回しながら飲んでいます。子供の嬉しそうな顔が何とも言えません。

「あー、そう言えば今の日本人ってああいうことしなくなった」なとふと思ったのです。

コンビニまで車で乗り付けて、一人ずつ125円のペットボトルのお茶を買って、ばらばらに飲む・・・・それが普通になってしまいました。それが時代の流れなのかもしれませんが、どんどんバラバラで孤独な世界に変わっていくような気がしてなりません。

我が家の場合は、良く大きめのペットボトルを買って、それを凍らして、途中休んではチビチビと楽しんでいたのを覚えています。

自分の利益優先ではなく、分かち合うって何か大切ですよね。 私も最近自分のメリットばかりを考えていたので、それではダメだとベトナムで気がつかされたのでした。




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