クアラルンプールはアジアのニューヨーク
以前ここで駐在している人にマレーシアの感想を聞いたところ「素晴らしい」と申されていました。親日的で良い雰囲気だとか。いざ来てみるとその方がおっしゃる通りで、とりあえず首都のクアラルンプールには良い印象を持ちました。色んな人種や、宗教、言葉が入り混じっていて「アジアのニューヨーク=人種のるつぼ」という感じがします。イスラム教の方に道を聞いてみたら、英語で「私も初めて来たから分からないのよ〜」と普通に返されました。英語もばっちり通じます 。ショッピングモールに伊勢丹が入っていたので色々買ってみたのですが、パン屋であんぱんを並べているのもイスラム教の方なんですよね。れこそが国際化だな!と妙に感心します。
親切丁寧なマレーシアの人々
食事が安いので、一生懸命朝から食べ続けたら、体型が危ない感じになっております。せっかくなのでホテルのジムへと行きました。ジャグジーまで付いているし、設備が最新で美しい。私が良く行っていた”区営のスポーツセンター”とは全く比較になりません。まずはサイクリングの機械で体を温めてマシンへと移りますが、トレーナーの人に突然声を掛けられました。”お兄さん体型がいけませんな”と早速言われます。プロに言われちゃかないません。
”いきなりマシンの運動を沢山しても意味がありません。毎日少しずつ積み上げて行くのが重要なのです”と、わざわざタオルまで使ってその積重ねの大切さについて説明してくれます。
確かに頭では分かっていても、全く何の運動もしていませんでした。 何でも重要なのは基礎と継続力です。先生は良いタイミングで私に何かを思い出させてくれました。
”毎日これを少しずつやりなさい”と簡単なメニューを指示されます。今日はひたすらそれだけやります。素振りみたいなもので、やっている内に見えてくるものがあるのです。
たまに日本語を口にされるので理由を聞いてみると、友達がかつて日本のボクサーと戦ったのだとか。先生の丁寧な指導で、なんだか頭までスッキリしたような気がします。やはり基本の”き”ですね。
シャワーを浴びて休憩室でNHKワールドを見ていたら、徳永英明が日本の変わった美術館に訪れていました。不思議なデザインの聞いた事もない美術館でした。画面が変わり、ふと壊れかけのRadioが流れます。 ”本当の幸せを教えてよ、壊れかけのRadio"
異国で、究極の癒しを感じた気がします。
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