VN311便でハノイへ向かう時に・・・
6月のある日。初めてベトナムやってきた時の飛行機から話が始まります。その日は観光客や、ビジネスマンでほぼ満席でした。いちおエンターテイメントシステムが付いているのですが、壊れているのか都度再生出来ません。”ベトナムって適当なところがあるって聞いたけど本当だな・・・”。徐々に不安が増していきます。そうしている内にドリンクサービスが始まりました。その中にとても怖い顔をしたCAさんが居ます。怖いと言うか全く笑わず微動だにしません。
ドリンクを配り終えても、食事も配ってもやっぱりまったくピクリとも笑わない。ある意味この硬派さはスゴイなと、変に関心すらしてしまいます。頭の中で”鉄のキャビンアテンダント”と言う言葉が焼きつきました。
ベトナムの人にも色々考え方があるのでしょう。そもそもCAさんはサービスよりも、安全の維持が任務ですからね。この真面目な感じで任務を達成していただければ◎です。
後日談。ベトナムエア国内線のタラップを登った瞬間・・・
そんなこんなで時間は経過し、国内線でベトナムエアに搭乗しました。バスを降りてタラップから乗ります。今日は良い朝だなーと階段を登っていくと、目の前にあの”鉄のCA”登場!思わず体が仰け反ります。そこそこ大きい航空会社ですから、沢山乗務員もいるでしょう。オマケに国際線と国内線の違い・・・。こんな再会嫌だ・・・。いらっしゃいませすら絶対に言わないし、すご過ぎて言葉も見つかりません。
でもこの日鉄のCAは一度だけ笑ったのです。
赤ちゃんが泣きやまないのを見て、手で触りながらちょっとだけニコリ(^ム^)。妙にホッとしたのは何故でしょう。誰も小さい子供の可愛らしさには勝てません。