ベトナムのATM手数料
新聞によると、私も(小)顧客の一人であるVietcombankが、ATM手数料と、バンクトランスファーの手数料をアップするとのお話でした。金額を見ると、”5円~10円”のアップなのですが、日本でも100円のコッペパンが120円になるだけで大騒ぎですので、ベトナムでの影響もそれなりのものでしょう。何しろATMからお金を出すと言うのは、誰にとっても必ずしなければならない事柄です。ここを値上げすれば、銀行側にとっては良いお話なのは良く分かります。
外国人は、そもそも入金するのが一苦労なので、あまり現地口座から引き出す事は無いかもしれませんが、厄介なのは”国際取引”までアップされる可能性があることです。
海外銀行のキャッシュカードでも、PLUSや銀聯(UNION PAY)のマークなどが付いていれば、自分の口座からそのまま降ろせるわけですが、この手数料はもとから高いので、こちらにまで影響されると大変困ります。
記事では『他の銀行も恐らく便乗するだろう』とあるので、こちらの皆様にとっては厳しい話が続くかもしれません。
しかし、こんな事を続けてしまうと、”タンス預金”が増えるような気もします。出し入れに損したくないとケチった結果、現金を持つ人が増えるような気がするのです。金利が高いので、金額が多ければ預けた方が少しはマシかもしれませんが。
それに反するように『ベトナムの人はインフレだからこそ、そもそも預金などしないで全部使ってしまう!』との意見もありますので、どれが正しいかは良く分かりません・・・。
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