ハノイ発ルアンパバーン経由シェムリアップ行
ハノイからカンボジア・シェムリアップへはベトナムエアラインズの直行便が出ていますので、真直ぐ飛べば1時間半~2時間で到着します。しかし私の場合はラオス・ルアンパバーン経由の便をチョイス。ラオスを少しでも見ておきたかったこと、またプロペラ機に乗ってみたかったのが主な理由です。いつも通り空港のゲートを通り、バスに揺られて駐機場へ。そこに停まっていたのは、思ったよりも小さいATR-72型機です。目の前まで来ると「本当に大丈夫か?」と不安になります・・・。
滑走路上で全開加速するのですが、ジェット機より勢いがあって席に押し付けられました。以前試乗した三菱のランサーエボリューションXのGと同様の感覚です。
ベトナムエアラインはプロペラ機でも手抜きをしない
たった1時間ほどのフライトですが、ドリンクサービスがあります。流石にホットドリンクは無く、お水とペプシのコーラのみ。何故か男性のパーサーばかりで、正直いつもの女性CAさん達よりよっぽど対応が丁寧です笑。経由地ラオス・ルアンパバーンに到着
ラオス・ルアンパバーン空港に到着。ハノイから1時間程度。空港がとても綺麗です。中国の建設会社を使い、新しくしたのだとか。中国版のODAかもしれませんね。意外にも発着ゲートがあるので、A320クラスは余裕で乗り入れが出来そうです。景色は緑がとても綺麗で、ハワイのカウアイ島のようです。一見何も無さそうなのに、トヨタのディーラー?だけはしっかりある・・・さすが!。日差しが強いので空港の職員の人たちはパラソルをさしています。のどかで良いところですね。
数十分空港内で待って再度出発。誘導路がまだ整備されていないのか、滑走路を逆走して一番先の折り返し場所でUターンします。
あまりにスムーズなUターン振りに、『飛行機ってUターン出来たのか・・・』と独り言。結局先ほどハノイから乗ってきた人しか乗りませんでした。アジア人は私一人になり、周りは白人の旅行者ばかりです。
カンボジアに向けて再度出発
ジェット機よりも飛ぶ高度が低いので、景色をしっかり楽しめます。ルアンパバーン付近は山が多く、時折田んぼが見える程度でしたが、段々シェムリアップに近づくにつれ、広大な田畑や、大きな街が目に付くようになっていきます。どこまでも続く道・・・この下ではどんな生活が営まれているのでしょうか。航路を考えると、ここはタイの上空のようです。やっぱりタイは発展しています。
ベトナム航空のボックス機内食
さて再度ドリンクサービスに引続きスナックのサービス。ちょうど時間も15時近いのでおやつです。寝ていたのですが、肩をポンポン叩いて起こしてくれました。良いような、悪いような・・・笑。結構このボックス良いんじゃない?との印象。開けると焼いたケーキと削ったココナッツを載せたゼリーが入っていました。ベトナムはお菓子類もかなり美味ですが、例の如くあま~いです。
幾度と無く雲を抜け、景色を楽しみ、いよいよシェムリアップ目前。おっとちょうどいい所で雨雲が・・・道か?田畑か?土地が水で覆われています。
無事到着。結構空港のターミナルが大きいのですね。ハノイより近代的で綺麗な空港です。流石は有名な観光地。
降りる時に男性CAさんと話したのですが「次は直行便に乗ったら良いよ!」とオススメされてしまいました。わざわざ経由便を選ぶ変わり者なんてなかなかいないか!
いきなりの雨はやや残念ですが、しっかりSIMカードも買って、ドライバーさんを待ちます。リゾート的な雰囲気Good!。たった数日の滞在ですが、どんなことが経験出来るのでしょうか。大きな期待が膨らみます。