居酒屋にあった多言語対応メニュー
あるチェーン系の居酒屋さんへと行きました。お会計を終えたばかりの客に、"すみません今すぐ出てください"と言うような残念な居酒屋ですが、メニュー作りには工夫が見られます。例えば冒頭のメニューには、一部外国語が併記されています。英語、中国語、韓国語。これなら外国のお客様にも容易に対応が出来ますね。日本の店ではこのような形は少ないと思います。
私がベトナムのレストランに行って、ベトナム語だけ書いてあったらパニックになるように、日本にも同様の配慮があれば良いと考えます。特に観光を押してる割には穴が多すぎるので、細かな点を修正していく必要があるでしょう。
また"一番搾りツートン"も非常に気になります。友人は前からあったよ!と言っていましたが、私は今週初めて知りました。結局飲みませんでしたが、これも正に新しい提案でしょう。
一風変わったコメダコーヒー店のようなカフェの登場
愛知の方には普通の光景かもしれませんが、関東にコメダ珈琲店が増加しています。入ったことがある人には分かると思いますが、これまでの東京にあるカフェとは一風変わった風景なので、これも一種の新提案ではないでしょうか。落ち着く店内とそこそこ広い座席。そして一風変わったメニュー。雑誌や新聞もあって、"どうぞ長居してください"とのアプローチが実に新鮮です。
こちらはモノレールの中で見つけた広告。確か右側に続けて商品説明があったのですが、完全に忘れてしまいました。ただ、提案と引っ掛けて何かをアピールしていたのは確かです。(マシュマロはやったことがやりますが、チーズを焼くのは穴でした!)
日本への外国直接投資(FDI)
これは突然あった、フィンランド発と書かれたドーナツ屋さん(arnoldsさん)。てっきり外資は新興市場狙いが多いと思いがちですが、日本に挑戦する企業も増えています。フィンランドのドーナツって新鮮です。不思議と吉祥寺はそういう初進出店が多いんですよね。ただ、あの場所は昔から店が定着しないですし、夕方以降は人が極端に減ったりと、かなり難しい場所だとは思います。個人的には日本の市場なんて・・・と超ネガティブでなイメージはありますが、日本=超巨大市場と外国からは見えるのですね。
いくつか写真を撮った物だけ紹介しましたが、その他にも牛丼御三家やハンバーガー、ファミレス、コンビニ、至るところで新提案と書いている店があります。実は私も提案書を書く際には、昔よりも『提案』を重視するようになりました。要するに提案書と言っているのに、今までは『サービスの紹介』ばかり重視していたんですね。
いつ頃かその大失敗に気が付き、軌道修正したと言うわけです。おかげさまで大分お客様に理解いただけるようになりました。
日本はこれまで、何もしなくても売れる時代でした。しかしこれからは淘汰の時代です。良い視点で見れば、自分たちを高めていけるチャンス到来ですね。新興国もこのような視点は全くもって弱いですから、先回り出来れば勝機はあると考えています。もちろんベトナムでもです。経済環境は決して良くありませんが、諦めずに頑張りましょう。