日本と言えばとにかく桜
私が現地の人と話をしていて、真っ先に話に出てきたのは”桜”でした。桜は日本以外でなかなか見られませんし、その美しさを何となくでも知っているわけです。写真を見せた瞬間の反応は”オーこれだこれだ!”というもの。偶然今年の桜はとても綺麗だったので、カメラに写真を入れておいて正解でした。
アニメのキャラクターも一般的
アンコールワットの敷地内にポツンと停車していた、何の変哲も無いトヨタカローラ。TOYOTAもしっかり日本のイメージとして定着しています。しかし、重要なのはこちら。ミラーから”ドラえもん”がぶら下がっているではありませんか!。ここはカンボジア。まさか車にマスコットを下げている人がいるとは、全く持って思いもしませんでした。
富士山に対する憧れ
続いて話題に挙がるのは富士山。これもそこそこ有名なようです。単に知っている人が多いのは当たり前ですが、『登ってみたい』と言う人が出てきたのは、大分変わってきたなーとの印象です。通常は夏しか登れないことを知らない人が多く、本当に海外の人を呼び込みたいなら、より詳しい情報提供が必要では無いかと思いました。日本人、欧米人はともかく、入山料1000円は、一部の人にとっては少々お高い印象です。
外せないお寿司。しかし家庭料理は全く知られていない・・・。
最後に挙げたいのは”スシ”。スシが有名なのは当たり前ですが、どうもこれを家庭料理だと思い込んでいるふしがあるようです。「よく家でスシを作ったりするの?」と聞かれますので、ちょっと勘違いされていますね。でもそれは不思議な話です。ベトナムに行けばフォーや家庭料理が有名だし、カンボジアでも家庭的な定食が食べられたりします。
何故日本料理は”寿司、天ぷら、鉄板焼き”になってしまい、家庭料理が登場しないのでしょうか・・・。別に肉じゃがや煮物だって良いじゃないですか。安くて美味しい立派な日本料理ですから。そう言った部分を見ると、まだまだ日本は”特別”な存在であって、あらゆる部分で一般人受けしていないのかもしれません。