SIM下駄のバージョンアップ
例のお話の通り、私はシムおじさんの協力により、ベトナムでも日本のiPhone5を使っております。最初はWi-Fiでも良いかと思ったのですが、地図や調べ物など、『スピード』が求められるので、通信は欠かせません。まずは、日本で本体を買って持ってきた場合の対応を考えてみます。これまでと同じようにSIM下駄と、SIMカードを合わせて挿入する事が、一番簡単な対応です。
問題の焦点はSIM下駄のバージョンだと思います。早速下駄を製造しているHeicardの公式サイトにアクセス。しっかり英語版サイトもあるので理解出来ます。近日中に発売開始!みたいなポップが出てくるのですが、通販サイトの方に行くと既にiPhone5S&5C用が選べる状態になっていました。
こないだまで5用が35USDだった気がするので、やや値下げですね。恐らく各国にも1~2ヶ月もすれば出回るでしょうから、近々ベトナムや日本でも買えるようになるでしょう。
これまでの物も、iOS7のベータ2までは対応しているらしいのですが、流石に正式版で実験する勇気が無く試していません。どうしてもiOS7が見たくて、iPad(3rd)だけアップデートしました。でもAirdropは使えないし、重いし、やらないほうが良かったです。
OS自体のアップデートもちょこちょこと多いですし、安定するまで下駄は待った方が良いかもしれません。
SIMロックフリーiPhone5S
次に考えられる方法は、そもそも"SIMロック無し"バージョンを買う事です。値段が高いのは欠点ですが、最も適切な方法と言えます。実はAppleHK(香港)のサイトにもその旨説明がしっかり書いてあります。ただしここで買えるのは、GSM版のみのようです。汎用性で考えればCDMAにも対応した物が欲しいですね。また特に気になるのは"国外のLTEには対応しません"との記載でしょう。正直3Gでも全く不便は無いのですが、高速通信狙いの人には困った制限です。周波数は機種によっては対応するはずですから、意図的な制限なのでしょうか。SIMロック無しを買う人が増加しているので、各国キャリア向けの配慮かもしれません。
もう3社とも出揃ったわけですから、SIMロック無しで売ってくれないかな=日本、と思うこの頃です。かつて、DocomoがSIMロック無し処理を出来るようにしたのは、Softbank iPhone向けの圧力だったと記憶しているのですが・・・。
何故か各社共"つながるエリアやスピード"でアピールをしていますが、どうも私の心には響きません。結局最後はサービスの質だと思うんですよね。窓口の人間に知識が無いとか、トラブルが多いとか、足元の問題を解決するのが本質だと考えます。
おまけ:iPhoneを売らない自慢?!
あるドコモショップさんの様子。不利なポイントを何故大胆にアピールするのでしょう。これを見たらお客さんは入ってこないと思います・・・・。私だったら、『あちらでは販売してます!』位の案内を出します。その方が、まわりまわって自分達の利益も増えますからね。関連記事
参考情報
1.AppleHKhttp://www.apple.com/hk/en/
2.iPhone5S スペック(周波数別モデルの説明)
http://www.apple.com/hk/en/iphone-5s/specs/
カテゴリー: IT / Digital , ベトナム|Vietnam