ホーチミン市のフレンドリーな運転手さん
ベトナムのタクシー運転手には大きな当たり・ハズレがあり、後者を引くと大変な目に遭うことと思います。住んでいれば慣れてきて対処能力がどんどん磨かれていくのですが、不慣れな観光客の方にはなかなか酷な話です。ハノイのタクシーは意外とマシな方で、ホーチミン市はちょっとヒドイなあと感じることもしばしば。レシートが自動印刷では無く手書きであったり、その時点でカルチャーショックでした。クレジットカードも使えません。それはさておき、先日のタクシー運転手は感じも良く、英語も話せてなかなかフレンドリーでした。
日本人がホーチミン市のタクシーに乗ると・・・
『日本人はさー、英語のライティングは最強なんだけど、トークが出来ないんだよね・・・』と、ベトナム知り合いの方に話をすると、『俺の日本の友達もそうなんだよ!』と返事がありました。何でも、Eメールでトークをすると、物凄いスピードと正確さでメッセージが戻ってくるのだそうです。しかし実際会って話をしようとすると、全く会話にならいのだとか。
そこで運転手氏がハハハ~と笑い出しました。どうやら思い当たる節があるようです。
『確かにね~。日本人観光客を俺も乗せるけど、
ミギマガル~
(↑日本語)
ヒダリマガル~
(↑日本語)
って言われるんだよね。あれは本当に困るよね・・・。』
それで一同大爆笑。 まさかタクシーの運転手さんから、日本語が飛び出すとは思いもしませんでした。今までで一番面白かったかも。シュチュエーションが想像出来てしまいました。
メールや手紙が書けるレベルなんですから、日本人は絶対に英語が話せるはずです。相当教育水準高いですし、決して臆することはありません。私だって最初は何と恐ろしかったことか・・・。それでもニューヨークだろうが、カナダの国境だろうが、無理矢理逃げずに突っ込む事で日々勉強してきました。
外国の人も日本人をバカにしている訳ではなく、何故話さない?!と疑問を持っているだけなのです。誰も失敗をバカにしたりはしませんので、どんどん口から言葉を発せば自然と英語を覚えていくものです。