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2013-10-29

マンネリ?シンガポール人も東京人も変化を欲している|シンガポール・日本

#digital-fashion-week BMW MINI
シンガポールは本当に何でもあって良いですね・・・。ダイソーさんがマレーシアと同様ありましたが、そばやうどんの乾麵が2SGD(160円)で山積みです。それはそうとして、シンガポールと東京は状況が似てきているように思います。人々に購買力はありますが、単純な物の購買から、別の方向へと変化しているのかもしれません。




各駅毎にあるのかと思えるシンガポールのショッピングモール

shopping-mall-singapore
何故だかは知りませんが、シンガポールのMRT(地下鉄)の駅毎に、大抵ショッピングモールがくっついています。1つや2つなら分かるのですが、どこで降りても大体大きめのモールがあるのです。

これでは競争が激しすぎて維持できないのではないか・・・?、などとも考えてしまいますが、普段物が無い世界=ハノイで生きているので、まるで天国のようです。

cafe-kichijoji-station 吉祥寺駅のカフェ
所変わって、ここは東京・吉祥寺。規模は小さいものの、駅ナカのお店が昔に比べて増えてきました。他の駅でもそのような流れがあるので、シンガポールと同じ事をしています。

さて最近私が両国で感じる傾向は、『普通の物が売れなくなってきている』との流れです。誰もが裕福になり、物が溢れるようになった時、ウインドウショッピングで終わってしまう状況が普通になってきているような気がするのです。

ラーメンのような希少性、特別感への期待

menya-musashi-singapore 麺屋武蔵
【シンガポールの麺屋武蔵。海外でつけ麺やラーメンはまだまだ特別な食事?】
増加傾向に見えるのが、オシャレ、特殊性を備えた"一味違う購買・サービスの提供"です。

4FINGRES-CRISPY-CHICKEN
【土日の列が驚異的だった"4Fingers"。NYをイメージしているが、実はKorean-style。】
個性が格段に強いもの、また単価は高く、居心地の良いカフェや、個人個人の健康、美しさなどにターゲットを絞ったものがこれに該当します。




金余り世界独特の需要。

nikkei225-trade-ad-singapore
【よく見るとNikkei225の文字が。世界中から売り買いされている現実。】
特にここのところは富裕層の皆様を中心に”金余り”の傾向も強いでしょう。皮肉な事で、日本の株で稼いでいるのは日本人よりも、外国人の方がずっと多いのですから。ここもそういう人が何人もいるはずです。

bridge-in-sigapore
私個人は、金余りなんて言うのは遠い向こうの話ですが、確かに生活に飽きていたのは事実です。何か変わったことがしたい、人と違うことがしてみたい・・・。そんな欲が出てくると、これまでのチェーン店やサービスでは全く釣り合いません。

例えばあるセレクトショップの洋服を買いに行くとすると、最近は色々な場所に展開するブランドも多いですから、”どこに行っても大体同じ結果”になってしまいます。でも、これが”どこでに行っても、何となく違う!”だと、色々な店舗へ足を運ぶお客さんが増えるはずです。

これから先もチェーン店などの一般的なお店は増え続けると思いますが、例え大きく稼げなくても、個性のある方が安定感が出てくるのではないかと感じます。

おまけ:サラリーマンミール・・・

sho-teppan-salaryman-meal-singapore サラリーマン定食
日本なんてこの程度に思われてるんだぜと言う絵。なおhumbleって言葉には卑しいとの意味もあります。卑しい=身分が低いとの意味もあるので、まあシンガポールらしい発想ですね。俺はリーマンだ!と威張る情けない中年ではなく、世界を飛び回るビジネスマンになりたいものです。




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