国連統計とベトナムの人口
私はあまり統計と言うものが好きではなく、ブン投げることが多々あります笑。もちろん重要な物はしっかり見るのですが、大抵『多すぎてギブアップ』してしまうのです。統計には事実がありますし、見ないといけないことはあります。しかし統計は過去のデータですから、見過ぎると将来が見えなくなるのではないかとの懸念もあるのです。また国によってはその情報が本当に正しいのかどうかなど、そもそも気になる問題もあります。
さて、ベトナムの人口の話に戻りますが、色々見ている内に結局ウィキぺディアに辿りつきました。ガリガリガリクソンと同じ情報ソースで恐縮ですが、そこに載っていた国連のデータが参考になりそうです。
UN estimates (Wikipediaより引用・桁は1000)
1995:74,008
2000:78,758
2005:83,161
2010:87,100
2013年:9000万人突破(ニュースソースより)
5年毎の統計なのですが、おおよそ400万人~500万人の増加が見られます。つまり単純計算で1年で100万人程度の増加となっています。
最近9000万人突破の記事が出ていましたので、このペースは今のところ維持されていることが分かります。もしこのままで行くと、『2023年には1億人』に達するとの見込みが立てられますね。
年齢別の人口分布を見てみると、現在17~26歳の人たちが最も多いので、結婚して子供を作る家庭の多さを裏付けます。すると少なくともあと10年程度は、現在の人口増加ペースが維持されるのではないかとの考え方にも至るはずです。
一つ懸念があるとすれば、その反動で子供が減っていくこと、また男女で働く事が既に当たり前の世界ですので、次第に考え方が変わっていく可能性もあります。
日本と同じで、経済が発展すればするほど、家庭を持つ余裕が無くなっていくし、悪く言えば、景気に限界が来て、『資金的に育てられない』家庭も出てくるかもしれません・・・。
ちょうど今の子供たちが成人する頃には、どんな世界になっているんでしょうね。ハノイやホーチミン市には、至る所に鉄道・地下鉄が走り、車で移動することが当たり前になっていることと思います。高速道路も徐々に増加していき、きっと現在のタイのような姿になるでしょう。
人間らしいベトナムは続くか?
手始めに、ノイバイ国際空港は、今にも新しいターミナルが出来そうですし、それに合わせて新しい空港への道路や、橋を作っています。空港も、橋も日本企業主導!ベトナムの人も、立派な橋を見て”日本の橋だろ?”とニコニコしていました。今のベトナムの良いところは、『騙しあいがありつつも、人間味がある』ところです。ちょっと嫌な部分もあるけど、憎めないということですね。
そんな人間くさくて面白いベトナムがいつまで続くのか・・・。例え見た目が発展していっても、良い部分は無くならないで欲しいです。
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