タイに溢れるゆるキャラ達
かのマクドナルドがドナルドを↑↑こうする位ですので、タイの人にはそれ相応のユーモアを使わないと受け入れてもらえないのかもしれません。『あれ?もしや関西人のノリと一緒か?』と思いました。笑いを大切にすると言うか、ある意味では「余裕は常に持とう」と言う、心がけの表れなのかもしれません。日本では景気や、全体の雰囲気自体がおかしくなり出した時から、急にゆるキャラが流行りだしたような気がします。それだけ多くの人が、身近な癒しを求めているのかもしれません。
クマモンのホッペが落ちたとか、本当にどうでもイイことですら、ニュースになる時代ですからね・・・・。(知ってる時点で、私も気にしてる証拠ですけど笑。)さて、タイで見つけたゆるキャラはこんな様子でした。
①【電車を案内する少年。ちなみにチケットにも描いてあるし、車内のCMでも登場。かなり推してます。】
②【空港の案内看板。やはりこちらも人間。】
③【ドラえもん式ネコ型ロボットと取巻き。実写!人間!。右の二人は誰??】
このように、人間的なキャラクターが愛されているようだ、との事実が判明しました。行ってみて分かりましたが、タイは想像以上に成長していて、見た目では日本とあまり差がありません。
従って、日本と同様”内なるストレス”が増してきているのかもしれません。そんな時、ゆるキャラで癒していこうじゃないか・・・との発想に至ったのではないでしょうか。日本のビジネスチャンスってこんな所にもあるのかなと思います。政府の人間やらはすぐ、コスプレやらオタク文化の方を海外と結び付けようとしますよね。
でも、それってマニアックすぎると思うのです。確かに好きな人はとことん好きですが、ターゲットとなる人口がそこまで多くありません。一方それ以外のキャラクターや文化と言うのは、そこそこ反応する層があるような気がします。
実際キティちゃんのライセンス商売でサンリオが復活したのは有名ですし、やっぱり探せば需要はあるんですよね。確かに、何の切り口も無く、クマモンが突撃してもタイキックを喰らうだけかもしれませんが笑、ガチャピンが行ったら勝てるかもしれないではないですか。
しかし、真面目な話、バラバラになって売っていくよりも、共闘した方が、最終的な相互の利益は大きいと思います。ゆるキャラコンテストで、狭い~優劣を決めるよりも、『ゆるキャラ共和国』になって全員(いや全体か?)で戦った方が、日本のためになるのではないでしょうか。その方がダイナミックだし、本来の意味での地域振興に繋がるとは思いませんか。