コペンハーゲン秋の装い、アウトバーン疾走1000km ドイツ〜デンマーク高速道路ドライブの旅 Day2-Part3｜デンマークコペンハーゲン

ドイツ〜デンマーク高速道路ドライブの旅 Day2-Part2からの続き。初めて訪れたデンマークの首都コペンハーゲンは、とても美しい街でした。たくさんの人々が自転車にまたがり、絵本のような建物が立ち並びます。

ヨーロッパの路地裏で洗礼を浴びる

高速道路を降り、気がつくと一般道に入っていました。郊外の道は日本と変わらず、とても走りやすいです。

市内も決して道幅は広くはありませんが、整然としており、安全に走行出来るレベルです。注意すべきは路地裏の存在。

私は裏路地に曲がった所、駐車車両と対向車に阻まれ、身動きが出来なくなってしまいました。外から、自転車に乗ったマダムが『歩道に乗り上げればイケるイケる！』とやたらと楽しそうに合図してきます。

結局その教え通り、無理矢理歩道の端を乗り越え、無事逃げ切りに成功。車高が低い車なので、エアロパーツを擦らないかドキドキです！

宿泊予定のホテルへ『駐車場はありますか』と事前にメールをしていたのですが、残念ながら路上駐車(パーキングメーター)しか無いようです。

幸い近隣ホテルの地下駐車場を教えてもらう事が出来たのでそちらに駐車します。駐車場内は広いのですが、入口が車と同じ位の幅しかなく、超がつくほどの冷や汗ものです。

コペンハーゲンは治安が良くない？！

早速街中を歩いてみると、思った以上に観光客が沢山居ます。北欧がこんなに人気の場所とは知りませんでした。欧米、アジア、各国の方を見かけます。

もう一つ目につくのは『治安の悪そうなポイント』。私は結構”気がつく方”だと思うのですが、酔っ払いのおっさんが昼間からハンバーガー屋に居座っていたり、路上にビール瓶の破片が散らばっていたり、危険信号がチラホラ見えます。

おっさんを「こういうの好きじゃないなー」とチラ見していたら、椅子を蹴っとばして威嚇されました！。

北欧は税金が高いし、寒くて気分も落ちやすそうだし？、イメージの良い超福祉国家の裏には、負の側面も抱えているのかもしれませんね。

レゴショップでお土産を買えない！

街にはご当地のLEGO SHOPもあります。

お土産でも買おうかと期待していたのですが、想像以上にお値段が高く断念。日本でも決して安くはないレゴですが、アマゾンあたりで買った方がお得な気がします。

立派な自転車専用レーン

主要な道路には、必ず自転車専用レーンが設定されています。日本の中途半端なレーンとは大違いです。

デンマークは自動車の数を抑制するため、購入時の税金を意図的に上げているそうです。従って、嫌でも自転車に乗らざるおえない人が沢山いらっしゃるのです。

日本のママチャリだって”独特の勢い”では負けていませんが、こちらの自転車の方がパワフルで、スタイリッシュに見えるのは不思議です。

街角に突然公園がありました。子供達が遊んでいます。何となく”社会で子供を育てる”との雰囲気も感じます。

日本を見ていると、各地域も資金難になってきたのか、遊具が昔よりも”退化”している場所が増えてきました。

そもそも使われない公園も増えていますし、日本と福祉国家の大きな違いを感じます。

美しい秋の装いを見る

ここ北欧でも、秋の装いですね。この紅さを見ていると、心が和みます。

タイミング良くスタバでもあれば、座って眺めたいところですが、見えるのは何故かソフトクリーム屋と高そうなカフェばかり。

美しい運河です。この並びにずらっと飲食店が並んでいるのですが、全ての店が観光客でいっぱいです。

確かにこのような美しい運河はなかなか見つける事は出来ませんし、これを狙って旅をする人が多いのも頷けます。

やや怖い場所もあったコペンハーゲン。景観がしっかりと維持され、街自体の価値を押し上げている事が良く分かりました。

おまけ：セブンイレブンで焼き鳥を買う

歩き回っていたら疲れてしまい、気がつけば夜に(外は20時位でやっと暗くなる)。レストランへ行く気力もないので、近くのセブンイレブンでその名も正しくYAKITORI＝焼き鳥を買ってきました。

何でこんな物を売っているかは知りませんが、久しぶりの醤油風味に大満足。ドイツから持ってきた缶ビールで乾杯です。

こういった適当さも、旅の醍醐味だなと思っています。翌日は再度ドイツへ戻り、最後の”メインイベント”へ向かいます。

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2014-10-27