ベトナムの大排気量バイク事情
ベトナムには免許の規制があるそうで、意図的に大排気量のバイクには乗れないようになっています。最近規制が緩和されてきているとのことで、高級バイクやサイドカーなど、変わったバイクを見かける事が増えてきました。では、なぜ大排気量は規制されてきたのか?昔ソ連でも、大排気量の車は売っていなかったと聞いた事があります。警察のパトカーの方が排気量が大きく、頑張っても追いつかれてしまうようになっていたとか・・・。
(私が見たサイトによると、ソ連のパトカーは”ロータリーエンジン”搭載でかなりパワフルだったようです!)それを考えると、ベトナムにおいても、”犯罪抑止"の側面があるのかもしれません。
軽くてパワフル〜軽自動車との比較〜
冒頭のDucatiを日本の企業サイトで調べてみると、Monster 796と言うタイプのようです。驚くべきはそのパワー。排気量は800CCで、87馬力もあります。・軽自動車:660CC、64馬力>重量800kg〜1000kg前後
・私が乗っていた小さいパジェロ:1100CC、80馬力>重量1000kg
・Ducati:800CC、87馬力>重量190kg
バイクに全く興味が無い人でも、この凄さがなんとなく分かることと思います。軽くてパワフルなんですね。ベトナムの荒れた道に、こんな立派なバイクが必要なのか・・・相変わらず高級車と同様不思議な感じですが、これも時代の流れを感じる要因の一つです。
ちなみにお値段は日本で120万円ほど。ベトナムの富裕層クラスには、大して高い買い物では無いでしょう。