チボリ公園を横目にコペンハーゲンを去る
昨日焼き鳥を食べながら、ビールを飲み、気分は十分に優雅です。再度の400kmドライブも、全く苦ではありません。ホテルをチェックアウトし、駐車している別のホテルへ徒歩で移動します。途中有名なTIVOLIチボリ公園を発見。チボリ公園と言えば、岡山・倉敷のイメージでしたが、そちらは既に閉園していたのですね・・・。
先日も登場した橋。
帰路もしっかり通行料を徴収されました!その額”195デンマーククローネ”。その時のレートで3700円ほどです。
高い!とは言え、超低燃費のジャガーさんと、その他は無料の高速道路なので、日本に比べれば超がつくほど交通費は安上がりです。
日本とヨーロッパの、高速道路における移動費用を比較してみる
参考までに日本とヨーロッパの交通費を比較すると、これだけの差があります。ちなみに1.8トンも重量があるジャガーXFが、リッター18kmで走ります!ディーゼルターボはすごい!条件:
・車:ディーゼルエンジン車、リッター18km (全区間平均)
・距離:往復700km
・軽油代:125円 / 1リットル (日本と海外では価格が異なるので、日本をベースに仮定します。)
日本:
・総費用:燃料4,900+高速道路往復16,000=20,900円
ヨーロッパ:
・総費用:燃料4,900+高速道路往復0=4,900円
先の橋を往復するにしても、なんと1万円近く差があるわけです。
橋の間に存在する素敵な島
橋を渡ると中間に島があります。まるで絵本のよう。私もこんな島に家を建てて、友達を呼んで海鮮BBQでもしてみたいものです。パーキングエリアで休憩をする
いくらジャガーXF様とは言えど、運転していればかなり疲れます。行きと同様適宜休憩。パーキングエリア・サービスエリアの形態が、寄る度に異なるので飽きません。茂みを抜けていくと、平原がありました。ジャムおじさんの工場があってもおかしくない風景です。
実は今回の旅で『最も見たい』と考えていたのは、こんな風景でした。毎日こんな場所で暮らしていれば、イライラしないだろうにと思います。
ちなみに、パーキングエリアで良く見たのは、牽引式のキャンピングカーでした。一体型のキャンピングカーの後ろに、『コンパクトカー』をつないで牽引している場合もありました。
何でも滞在先の足として、コンパクトカーを持っていくのがヨーロッパでは普通なのだそうです。日本で同じ事をしたら、たどり着く前にどこかで事故を起こしそうです。
2日間の運転で疲れてきたところで、ハンブルグの街へと帰ってきました。
初日は郊外に泊まっていたので、市街地は入るのは初めて。スピードを出さないので、現地のベンツに煽られますが、落ち着いて走ります。
レンガ造りの美しい住宅街を抜け、無事エルベ川沿いのホテルに到着しました。思った以上に美しいホテルで良かったです。
部屋のドリンクが無料だったので、炭酸水を飲みながら一息つきます。
風味豊かなドイツ料理
ドイツ旅もいよいよ最終日間近ですので、ゆっくりレストランでお食事。まずはドイツビール。ビットブルガーBitburgerと言う銘柄だそうで、かなり有名な模様。スタッフのおばさんに聞いたら、まさかの”生中”もあるようでしたが、私は量が飲めないので、スモールをチョイス。
付け合わせのパンにサワーソースをつけると、十分過ぎる位のおつまみになります。
こちらはカボチャのスープ。濃厚で体が温まります。スープを頼む義務はないのですが、何となく海外のレストランに来ると頼んでしまうのです。
そしてこちらがメインディッシュである冷製のお魚。先のおばさんに『ドイツ料理が食べたい』と聞くと、ここは海が近いから海鮮を食べろ!と強く勧められました。
そこで適当に任せると出てきたのがこれです。恐らくイワシかスズキの冷製だと思うのですが、とにかく臭みも無く本当に新鮮。
サワーソースの中にリンゴや玉ねぎが入っていて、実にさっぱりとした豊かな味わいです。
またサイドのジャガイモと玉ねぎを炒めた物も、シンプルなのにヨーロッパを強く感じる味で感動します。
一見大した量では無いのですが、食べ終わる頃には満腹に。本当に見た目から美しく、食べて感動のお食事でした。
食べ終わって外に出ると、いきなり大きな船が見えました。なんで川に貨物船が?と思うと、ヨーロッパ圏ではこれが当たり前なのです。
そう言えば、ホテルへの通り道に郵船ロジスティックの事務所がありました。エルベ川は大きいので、この程度の貨物船でもまだまだ余裕があります。
夕暮れ時の美しい風景。
座って見ていたくなります。日本の方が生活は楽ですけど、スケールが足りないんですよね。もっと世界と繋がれる仕事を極めていきたいなと切に思います。
The END。
としたいところですが、もう一つネタが残っています。
いよいよ翌日は『エアバス社の航空機製造工場見学』です。実はこれがメインイベントだったりするのですが、最後の最後まで引っ張りました。
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カテゴリー: ドイツ|Germany , 乗り物|Transport