改めて日本を見つめる
昨年は改めて日本を見つめる時間が増えました。ベトナム人の方に「アベノミクスってどう??」など、色々聞かれる事もありましたが、私の頭に浮かぶのは『ノープラン』との言葉です。誰しもが2020のオリンピックの話ばかりをする事に、私は大変な違和感を覚えています。ベトナムはもちろん、その他のアジア各国は、オリンピックなどなくてもものすごい勢いで力を蓄えています。その中でも特に強いのが『人』なのです。すぐ仕事を辞めるかもしれないし、時々サボるかもしれない。でも、そんな中でも自分達の利益に繋がる事は一生懸命勉強し続けているのです。
一方で日本はどうでしょうか。久々に通勤電車に乗ると、毎日の下を向いて通勤する人、ぶつかっても謝らない人(若者よりある一定の世代の方が多い)、そう言ったパワーや常識を失った人がとても目に付きます。「諦めたらそこで終わり」そんな言葉を誰もが忘れたのか??と恐ろしくなる程です。
私自身は、毎日少しずつですが勉強を続けていますし、やりたい事も沢山あります。給料も安い方でしょうけども、将来を悲観する事はありません。厳しい状況だからこそ、そこから上がる事が面白いからです。先進国ですから、ただ頑張るだけでなく、工夫が必要な事もポイントでしょう。
アジアに行って、物価が安いと喜んで帰って来る事は悪い事ではありません。ただし、せっかくアジアの人たちと話す機会があるのであれば、是非中身を見てきて欲しいなと思います。2日でも、3日でも、話している内に本質が見え、自分の考えや生活を見直すきっかけになると感じます。
少しでも今の生き方や生活に疑問を持てる人ならば、是非行動して何かに気がついて欲しいわけです。日本は良い国でしたが、今の様子を見るとこれから先も同じようになるとは限らない、それが2014の私の率直な感想です。
アジアから中東、ヨーロッパへ
日本を見つつ、ベトナムなどのアジアはもちろん、初めてヨーロッパや、中東へと訪問する年になりました。人からの話も面白いですが、やはり行って確かめるのが私にとっては重要な事です。私はドバイの写真を続けて載せています。後者は誰もが見ていると思いますが、前者のように低層住宅が並ぶ様子は珍しいのではないでしょうか。その風景を見た瞬間、『こんなだったんだー!』と感嘆の声をあげてしまいました。ドバイに大量の資金が流れ込んだのは事実ですが、まだまだ先進国に比べればほんの一角に過ぎない事が分かります。
こちらはドイツです。私はてっきり日本の高速道路が一番使いやすいと感じていましたが、アウトバーンも全く問題無く、快適な道であったと言えます。パーキングエリアには自然やピクニックエリアが点在し、子供から大人まで多くの笑顔で溢れていました。むしろ日本も勉強出来るのでは?と思ったほどです。
フードコートの拡充も重要かもしれませんが、日本は地方の風景や自然の多さをもう少し売っても良いのではないかと思います。ショッピングモールも、フードコートも世界中に日本より安くて良い場所が腐るほどありますから、海外客も多く立ち寄るPAやSAには独自の工夫が必要だと考えます。
あと少しで地球2周分
2013に引き続き飛行機への搭乗が多く、その距離75,000kmになりました。2013は60,000kmでしたので、1万キロも増えた事にも自分でも驚きます。飛行機を見るのは好きなのですが、実は乗るのが苦手だったので、これで大分慣れたと思います笑。今年はどうなるか詳しく考えていませんが、福岡、沖縄、香港、NZあたりには行くかも?しれません。実はマレーシアへも行きたいのですが、日程と予算のバランス上厳しいかな、と言うところです。
目標を達成する
前述した通りやりたいことは沢山あります。大方うまくいかなかったり、挫折する事もあるでしょうが、失敗しても損は出ないので、頑張ってみようと思います。知ってる人も、知らない人も、いつもお世話になりながら仕事なり遊びが出来ているので、それをどのように恩返しするかが焦点です。引き続きだらだらと勝手な意見を書いて行くと思いますが、どうか見放さず、よろしくお願い致します!