ベトナムのショッピングモール・デパート事情
ベトナムへ行った事がある人であれば良く分かると思いますが、既にかの国には百貨店が存在します。マレーシア系のParksonが有名で、ショッピングモールも含めるとすれば、日本のAEONや、現地系のVincomがあります。(その他系列不明の店も見受けられる)どれも成功しているのかと言われれば、今の時点ではまだまだ「早過ぎる」のかもしれません。最近だとハノイ近郊のParksonが謎の一時閉店をしていますし、AEONも見物客は居るが、買っている人が少ないとの声があります。
【シンガポールの伊勢丹。こんな感じの店が出来る?】
もちろんやってみなければ分かりませんが、ベトナムの大金持ちは本当に金持ちなので、わざわざ店へ行って買うのか??との疑問もあります。日本でも、本当の金持ちには”店側が訪問する”と聞きますので・・・。
つまり、時代が変わって行く中で、わざわざ大規模店にこだわる必要も無いのかなと素人考えながら感じてしまうわけです。アジアでもECサイトが注目されていますし、郵便も含め、物流業者への規制緩和など、変わっていく様子が見受けられます。
中途半端な店舗が多い中で、日本ならではのおもてなし感覚と、確実な仕入れ(偽物では無くて、本物を売ること!)、高いセンス、面白さ(例えば清潔なデパ地下)などなど新しい価値を提供出来ればお店を作る意味も高くなりそうです。