JALのスカイタイムは想い出の味
まだJALが一度倒れる前のお話。時おり"JAL便へ搭乗する機会がありました。とにかく若い時期には高嶺の花のイメージがあり、乗れるだけで何かとワクワクしたものです。私が乗ったのはリゾート路線が多かったので、"ビンゴ大会"をやったり、乗務員の方がアロハシャツを着ていたり(確かそうだった)、当時から工夫していた印象が強くあります。
そんな中、楽しみにしていたものの一つがJALのオリジナルドリンク”スカイタイム”を飲む事でした。
飲み味は実にさっぱりとしていて、キウイの甘さが強すぎることはありません。色合いも”パワーがもらえそう”な物で、何度もリピートしたくなります。
親と一緒に美味しいねーと楽しんだ記憶が今でも思い出されます。私にとって些細な物ながら、想い出の味と言えるのです。
787スカイワイダー2のシートピッチ(前後の広さ)
先に書いた搭乗記ではではシートの写真が無かったので、追加で確認をしてみました。写真で見ると結構広いのかな?とも思いますが、何度も座ると自然な広さに感じます(これまでが狭すぎた)。ただし、画面なりシートポケットなり、工夫のおかげで使い勝手はとても良いと思います。
ANAの787の一部では省略されている、ヘッドレストもありますし、座席がかなり固めで寝辛い以外は好みです。
また一点気になるのは、スカイワイダー1ではあったはずの画面の傾き調整が出来なくなった点。写真のようにリクライニングされると、不自然な位置で画面を見なければなりません。
JL751エコノミークラスの独創的な機内食
相変わらず独創的に感じる美味しい機内食です。今回は"欲張り中華三昧”か、”房総しじみ丼と鯵なめろうフライ”の二択。後者をチョイスしてみましたが、なめろうフライというものがとても珍しく、大変感心しました。
ご飯を食べ終わる頃にはデザートとして、ハーゲンダッツのバニラアイスが配られます。量、味共にちょうど良いです。
トラブルには真摯に対応
今回の便では、エンターテイメントシステムの不具合が発生していました。海外の航空会社で”エンスト”すら経験した事があるので、この程度であれば全くもって不満はありません。しかし私が不機嫌そうに見えたのか笑、乗務員の皆様から物凄く謝られました。むしろ申し訳ありません・・・。
また、トイレの前で待っている時にCAさんと少しお話をしたのですが、絨毯が黒くなった分、小さなゴミなども可能な限り取り払うよういつも見ているのだそうです。(確かに767は灰色ぽかったかも?)
暗い時間が多い分乗客が気にする事は少ないですが、見え辛い部分も手を抜かないのは素晴らしいと感じました。全体的に清潔感が高いのは、こう言った努力のおかげでしょう。
ちなみに前回は多くの乗客が困惑していた”最後部にトイレが無い”問題ですが、今回の787には一番後ろにトイレがついていました。同じ機種のはずなのに、機体によって設備の配置が違うとは全く知りませんでした。本当に飛行機は奥が深くて不思議なものです。
新・間隔エコノミーシート導入路線一覧(SKYSUITE787:SKYWIDER2仕様)
787 | ||
Flight | Departure / Arrival | |
JL407 | 東京(成田) | NRT |
フランクフルト | FRA | |
JL408 | フランクフルト | FRA |
東京(成田) | NRT | |
JL751 | 東京(成田) | NRT |
ハノイ | HAN | |
JL752 | ハノイ | HAN |
東京(成田) | NRT | |
JL413 | 東京(成田) | NRT |
ヘルシンキ | HEL | |
JL414 | ヘルシンキ | HEL |
東京(成田) | NRT | |
JL004 | 東京(成田) | NRT |
ニューヨーク | JFK | |
JL003 | ニューヨーク | JFK |
東京(成田) | NRT | |
JL415 | 東京(成田) | NRT |
パリ | CDG | |
JL416 | パリ | CDG |
東京(成田) | NRT | |
JL749 | 東京(成田) | NRT |
デリー | DEL | |
JL740 | デリー | DEL |
東京(成田) | NRT | |
JL012 | 東京(成田) | NRT |
ダラス・フォートワース | DFW | |
JL011 | ダラス・フォートワース | DFW |
東京(成田) | NRT |
参照:JAL公式ホームページより。2015年11月現在。
※機材変更、スケジュール変更その他航空会社事情により変更になる可能性があります。