幸運のディスカウントマイルキャンペーン
昨年はベトナムへ何回か行き、ドイツや国内も何回か移動しました。その結果いくらかマイルが貯まりました。しかしそれだけではもちろん”ビジネスクラス”を得るには遠く及びません。そこで偶然気が付いたのが、”クレジットカードのポイント”と、”JALのディスカウントマイルキャンペーン”です。
2014年は引越しでの購買や立替えが多かったので、気がつけば驚くほどのポイントが貯まっていたのです。
また、同じタイミングで「いつもより少ないマイルでチケットを提供するキャンペーン」を実施していたので、ピッタリ必要マイルに到達し、無事ビジネスクラスのチケットをゲット出来たのです。
旅のスタートは羽田空港から
旅のスタートは羽田空港から。台湾便は羽田〜松山空港or成田〜桃園空港の2つの選択肢をチョイス出来ますが、前者のチケットを確保しました。今回は預け荷物が無いのでカウンターはスルーします。せっかくなのでカウンターの前を通りましたが、何故かビジネスと書かれたゾーンには係りの人がいません。うーんエコノミー側には3人位いるのに、それはないだろ?と言う感じです。
手前のJGCは別枠なのか、違う雰囲気だし・・・。知らないで来たリアルビジネスマンなら怒るのではないかと思いました。
家で何も食べなかったので、JALのサクララウンジでご飯をいただく事に。サクララウンジの感想は別途書きますので、以下ご参照ください。
【JAL】ビジネスクラスの恩恵、羽田空港のJALサクララウンジ”スカイビュー”を満喫(初めての台湾・JALビジネスクラスの旅2015その2)|東京(羽田)>台北(松山),台湾
朝ごはんを食べ過ぎたところでゲートへ移動します。ラウンジの受付の人が「ゲートまで距離があるので、事前に放送しますね♪」と言ってくれたのが嬉しかったです。
移動中ゲート付近にユニクロ発見。一見普通ですが、”免税エリアのユニクロ”は相当珍しいのではないでしょうか。むしろここだけ?。免税なので、8%の消費税がかかりません!ちょっとだけお得です。
ビジネスクラスの一番前は最高に広かった
左側はビジネスへの通路。もちろん通るのは初めて。入るだけで緊張します・・・。今回は一番前の座席をゲット出来ました。広すぎて落ち着きません。座った瞬間から”ワクワク”感が消えず、何とも楽しい気分です。
一つ残念だったのは、隣が子連れの方だったこと。私は子供が大好きですし、もちろんそれは自由ですが、いかんせん結構うるさいのです。寝てる時に足を握られて目が覚めたり。親は酒を飲んでボケっとしていましたので、それでは少々困ります。
ビジネスクラスは、本当にビジネスで忙しい人が乗る場所だと思います。そんな中子供にわめいたり動き回ったりされたら、結構ストレスを感じる人がいるのではないでしょうか。高いお金を出すには、それなりの理由があるのですから。
旧型機材777-200のJALシェルフラットシート
気を取り直して座席を楽しみます。かなり古い機材で、JAL SHELL FLAT SEATと呼ばれる、10年位前にデザインされたシートとなります。とは言えJALが倒れる前の設計なので、むしろお金が掛かっているような印象です。
ボタンを押すとセミフラットになる事はもちろん、なんとマッサージ機能が付いております。私は離陸する時も、着陸する時も腰や背中を押してもらいました。まさか机上であの「プシュ〜」という作動音が聞けるとは。
そう言えばLCCエアアジアの長距離線にも”プレミアムフラットベッド”と言うビジネスクラスのようなシートが搭載されているのですが、このシートとデザインがそっくりです。シートの製造メーカーが同じなのかもしれません。
一品一品が丁寧なビジネスクラスの機内食
白いテーブルクロスを恐縮しながらひいてもらい、早速シャンパンをいただきます。ゆっくり飲んでいたのですが、グラスが空くと頼んでもいないのに、ガンガンついでくれます。ス、スゴイ。こちらが機内食の和食。メインは鱈です。ちゃんと個別に希望を聞きに来ていただけます。いつもの配給形式とは全く異なるスタイル。
実はそんなに期待していなかったのですが、一品一品が実に美味しいです。もうちょっと薄味でも良いのでは?とは思いましたが、エコノミーとの差は明白。
最後はハーゲンダッツアイスクリーム。長距離線だともっと良いデザートが出るとのこと。お茶が紙コップではなく、しっかり湯呑みです。
せっかくの空き時間なので、古本屋で買った本を熟読した後、隣の子供に起こされるまではセミフラットでゆったりと眠りました。
そんなこんなであっという間に無事台湾の台北松山空港へ到着。少々ジメジメしていますが、ちょうど良い気温で、旅への期待が膨らみます。
人生初のビジネスクラスは、感動そのもので、思い切って乗って本当に良かったと思います。
何度も何度も座れるシートでは無いと思いますが、このシートを目指して頑張ってみるというのも、私の観点では悪くありません。
いつかやろうより、今やろうが、自分の経験を増やしていくための一番の手法です。
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