プライオリティパスとは?
各国の空港には大抵有料ラウンジ=ビジネスラウンジが設置されています。中に入ると心地の良い椅子やPCスペース、飲み物、良い所だと簡単な食事も用意されている快適な空間です。航空会社専用のラウンジは、ビジネスクラス以上に搭乗するか、航空会社が付与するステータスが必要です。
つまり頻繁に飛行機へ搭乗する人や、上位のクラスに乗れるほど裕福な人でないと縁がありません。
今回入手したPriority Passはいわば『会員制ビジネスラウンジサービス』で、入会するとリストに載っている世界中のラウンジが使い放題になります。
例えば香港やシンガポールなど、大きな空港のある場所で活用する事が出来るのです。
[Priority Pass HPより]
ちなみに通常料金は今回無料でゲットした一番上のメンバーシップで、年400USDもします。今のレートでおよそ5万円。普通だったら払えません。
日本ではいくつかのカード会社が、上級クレジットカードの特典としてプライオリティパスを提供していますので、カードへ加入するだけでサービスを享受する事が出来るのです。
日本でもプライオリティパスを使える場所がある
日本でもプライオリティパスを使うことが出来ます。一例として成田空港の場合、第一第二ターミナル共にIASS EXECUTIVE LOUNGEに入ることが可能です。残念な点は、日本のラウンジは全体的にクオリティが高く無い点。海外のラウンジでは軽食サービスが当たり前ですが、日本は大抵ソフトドリンクのみ。
ゆったりは出来ますが、楽しめないというのが率直な感想です。
航空会社のラウンジが使える場合がある
一方”楽しめる”ラウンジも併せて使えるところが、プライオリティパスの強みです。成田空港ターミナル1ですと、スカイチーム系のコリアンエア・KALラウンジが使えるようになっています。残念ながら、私が頻繁に利用するワンワールド系のラウンジは皆無。つまりターミナル2の場合は先のIASSで我慢するしかありません。
前述の通り行って楽しめる場所でもないので、これだったらマックかスタバでコーヒーを買って、ベンチで飛行機を眺めている方が良いかもしれません。
また羽田空港の場合はそもそもプライオリティパスで入場出来るラウンジがありません。今後需要が増える場所ですから、早急に対応してもらいたいところです。
TIAT LOUNGE ANNEXやSKY LOUNGEは本来であれば入れそうな雰囲気が出ているので、なんとかしてもらいたいところです。
(※大手会社発行のゴールド以上のクレジットカードをお持ちであれば、SKY LOUNGEが利用出来ます。)
ここまでプライオリティパスについてご説明を致しました。日本国内での使い勝手はそこそこですが、海外での乗継ぎが多い方、海外を中心に活動されている方には重宝するサービスです。是非お試しください。
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