SIMフリーは世界中の常識
SIMフリーの解説はこちらを読んでいただくとして、何故日本でSIMフリーが常識にならなかったのかと言えば、iモードの影響が強いと見ています。携帯会社と契約して使う事がごくごく当たり前になり、東南アジアのように「NOKIAの携帯電話を買って、自分でSIMカードを挿す」事が文化にならなかったのです。
既に日本は先進的とは言い切れませんから、頭の柔らかい方から、順次周りの良いところはどんどん取り入れる→新しい先進的な方法を編み出す方に移るべきかと思います。
SIMフリースマートフォンの海外テザリングの方法
さて本題に入りましょう。皆様の携帯電話がSIMフリーである前提で説明をしていきます。手順は次の通り。
1.渡航する国でスマートフォンにあった形状のSIMカードを購入する。
→通常SIM、MicroSIM、NanoSIMの3種類があるので注意する。AndroidやWindowsphoneはMicroSIMが多く、5以降のiPhoneはNanoSIM。
2.大抵通信会社は「インターネット使い放題プラン」を用意しているので、必要な金額のお金をSIMカードにチャージし、ネットプランをONにする。
→ベトナムだと月500円ほど。窓口またはSMSのメッセージ送信だけでもONに出来る。
3.SIMカードを携帯電話に挿して、APN設定が必要であれば行う。あとは「テザリング、インターネットシェアリング」の項目をONにすれば完了。
→写真はWindowsphone8.1の画面。SharingをONにして、つなぐ側からONにした機器を選択すればネットに繋がる。
→通常SIM、MicroSIM、NanoSIMの3種類があるので注意する。AndroidやWindowsphoneはMicroSIMが多く、5以降のiPhoneはNanoSIM。
2.大抵通信会社は「インターネット使い放題プラン」を用意しているので、必要な金額のお金をSIMカードにチャージし、ネットプランをONにする。
→ベトナムだと月500円ほど。窓口またはSMSのメッセージ送信だけでもONに出来る。
3.SIMカードを携帯電話に挿して、APN設定が必要であれば行う。あとは「テザリング、インターネットシェアリング」の項目をONにすれば完了。
→写真はWindowsphone8.1の画面。SharingをONにして、つなぐ側からONにした機器を選択すればネットに繋がる。
以上のように、スマートフォン1台をネットに繋がるようにし、あとはWi-fiやBluetoothで分岐してネットにつなげるわけです。お金もかかりませんし、怪しいWi-fiで情報を抜き取られることもありません。
信頼性のあるバッテリーを使って”繋ぎっぱなし”にする
弱点があるとすれば、”バッテリーの消耗が早くなること”です。機器にもよりますが、倍近い速度で電池が無くなっていきます。私の場合はPanasonicのバッテリーをLumia525に接続し、そのままカバン入れています。あまり電池に良い使い方ではありませんが、これならば1日中インターネット使い放題です。
複数人で出張する際にはLumiaのアクセスポイントを教えて、周囲で共有しています。同時にネットに繋げられれば、その分仕事も早く終わるわけです。
最近はAmazonで安い電池が増えましたが、私は買ったら3回で使えなくなりました笑。メーカーのロゴが入っている物でも昔に比べれば激安ですから、安心を買うと思って数百円追い金しても良いかと思います。
SIMフリーWi-Fiルーターも選択肢
最近ではSIMフリーの小型Wi-fiルーター(Bluetoothルーター)も製品が増えると共に、性能が安定して使いやすくなってきました。これも選択肢の一つとして考えられると思います。
唯一の欠点は、通話やSMSメッセージが使えないことです。先にも書いた通り「通信プランをSMSメッセージ送信で申し込める」場合が多いので、それが出来ないのは少々面倒ではないかと感じます。
スマートフォンであれば全て1台で完結しますので、通信速度は若干遅いかもしれませんが、それでも私の使い方には合っていると思います。
東南アジアでもLTE/4Gが広がる
ベトナムを例に挙げると、今のところ3G通信のみですが、そろそろLTEが導入される事になっています。正直仕事をする上では今の通信速度で全く不満はないので、通信費用が上がらない事を願うばかりです。これから機器を買う方は、LTE対応(周波数が複雑なので、一概に対応しているか判断がしにくいですが・・・)の物を選ぶのも手かと考えます。
仕事にも勉強にもネットを使おう
最後に余談ですが、せっかくネットにつないだらFacebookやゲームをやっていないで、是非仕事や勉強に活かして欲しいです。
・会議や打ち合わせで遠慮して紙のメモや資料を優先する人が多い
・日本の参考書はとにかく紙、紙、紙。
・日本の参考書はとにかく紙、紙、紙。
私はノートや紙の本が大好きですが、良い物をツールとして併用していくのも技かと思います。
海外に行けばPCに始まり、スマートフォンを使って仕事をするのが当たり前ですので、その点日本は”遊びは得意だが、活用は苦手”である事を認めて、早々に頭を切り替えていく必要があるでしょう。