両替には手数料がかかっている事を意識する
海外旅行に行くと”財布が緩む”と良く言いますが、私のように余裕が無い人はどこまで行ってもケチな旅になります。私の場合はお金を使う事が目的ではなく、自分がしたい経験をしたり、行きたい場所に行ければそれで良いので、ご飯やお土産にかける現地生活コストは二の次になるのです。
従って可能な限り無駄な手数料は削減したいという気持ちが働きます。
タイトルの話に戻りますと、外国の通貨に両替する際も我々は両替商に手数料を払っているわけです。
ついつい現金が出てくると安心してしまいますが、これにも立派な手数料=コストが包含されているのです。彼らも競合がいる商売ですから、実は手数料が小数点単位で動くこともあります。
成田空港第二ターミナルでの外貨両替
私が良く使う成田空港第二ターミナルビルの場合、手荷物検査場の手前だけで3つ程度の両替所が存在します。銀行や空港会社が運営しており、それぞれ微妙に距離を置いて点在しているのです。ここからがポイントですが、良く良くレート表を見ると、それぞれ微妙にレートが異なるのです。
例えばある日のレート。A両替所は1ドル=124円で売ってくれましたが、B両替所は124.99円。つまり1ドル1円の差があります。500ドルを手に入れようとすると以下の通り。
A両替所:62000円
B両替所:62495円
つまり同じ500ドルを手にいれるのに、500円もの差が出るわけです。お昼ご飯一回分は、節約旅行者には重要なポイントです。
なお2年前は1USD80円〜程度だったので、40000円で買えたのですが・・・。ここまで差が大きくなると、500円でもケチりたくなります。
通貨によってもレートが微妙に異なる
私の場合ベトナムが最も多い渡航先ですが、ベトナムドンはATMで引き出すので、大抵両替する場合はUSDを選択します。たまに趣味でスイスフランを買ったりもしますが、これまた不思議なもので、USDのレートが悪くても、スイスフランのレートは逆に良い場合もあります。空港に早く到着して余裕のある方は、ゆっくり見比べてみると良いでしょう。