2015-10-08

難民問題、ミュンヘン駅でシリア難民の子供達を見る(ヨーロッパ旅2015#3)|ミュンヘン ドイツ

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シリア内戦を発端とする”難民問題”。以前から移民の受入に積極的だったドイツへ、多くの人々が入国しています。




ドイツ・ミュンヘン駅の難民受入施設

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ヨーロッパを旅していた私ですが色々な駅の構内を見るごとに、難民の人々を目の当たりにすることになりました。イギリスのニュース番組等で状況を見ていた私ですが、現実を目にするとどうにも言葉が出ません。

写真はミュンヘン駅のすぐ外に設けられた一時的な難民の受入施設。推測も入りますが、駅に到着した皆さんの健康状態をチェックしたり、冬用の洋服を提供しているようでした。またたまにバスが来て、本格的な受入施設へ移動もされています。

難民となっても元気な子供達の姿

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道路に停車しているのはほとんどが警察の車です。暴動が起きるような雰囲気では全くなく、あくまで予防の色が強いと思います。

ドイツ政府の対応は報道や今回の施設の状況を見る限り、出来るだけの努力は行っているなとの印象を持ちます。これが日本だったら、果たしてこんなに立派な対応が出来るだろうかと思うのです。

時折電車が到着したのか、ぱらぱらとシリアの方らしき人が見えます。小さな子供2人とお父さん。受入所の人が子供の手を洗ってあげています。子供が元気良く先を歩いていくのがとても印象的です。特に理由もなく、私はその間中、目を離す事が出来ません。

彼らがどんな道を辿ってミュンヘンまで到着したかは分かりませんが、『せっかく生き残れたのだから、ここで良い事があると良いな』と願ってやみません。

子供たちが大きくなる前に、また故郷が元に戻ると良いのですが。

残念ながら同じ頃にロシアが介入し、ますます先が見え辛くなっています。

ACCESS:Munich Central Train Station






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シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問
パトリック・キングズレー
ダイヤモンド社