JALコードシェア7091便/MH89便に搭乗
今回の機体にデカデカとペイントされているように、マレーシア航空はJALと同じ oneworldアライアンスに加盟しています。またJALのコードシェア便としての機能もあるため、JAL側のマイル/Flyonポイントルールで加算されます。ターミナルもJALと同じ第二ターミナルで共通ですから、戸惑う事がありません。
マレーシア航空のエコノミークラス座席
こちらがマレーシア航空のエコノミークラス。もっと狭くて古いのかと思っていましたが、いざ乗ってみるとシートピッチが気持ち広く感じます。またポピュラーな薄型デザインながら、シートバック、座面それぞれに適度なクッション性が残っており、ヘッドレストも大きめ。シートは柔らかい方が眠りやすいのでとても好印象です。
座席の設備は同じエアバス機を使うスターフライヤーからハンガーフック等を省いた程度でほぼ同じもの。使い勝手の良いインターフェースとUSB端子付きで助かります。
エンターテイメントシステムのソフトウェアは英語ベースなので、日本人には分かりにくいかもしれませんが、コンテンツ内にはしっかり日本語の映画も入っています。
白飯以外は及第点のマレーシア航空エコノミー機内食
まずはドリンクサービス。機内が空いているためか、わざわざおぼんに乗せて持ってきてくれました。ちょっとビジネスクラス風?で好印象です。おつまみのローストピーナッツも美味。希望する人にはたくさん配っていました。こちらが機内食の和食チョイス。メインは甘酢からあげです。サイドメニューが素麺にアジ(だったと思う)の南蛮漬け、そしてメロンゼリー。JAL以上の徹底した和食ぶりに感心します。
お味は見た目通り和食の基本を貫いているので、日本人の口にとても合います。ただご飯だけは少し変わった風味を感じがしたので、それだけは改善した方が良いかもしれません。
なおマレーシアと言うとイスラム教の方が多いのですが、外国の搭乗者が多いためかお酒は普通に頼むことが出来ます。
エコノミークラス機内食2回目(リフレッシュメント)
こちらは到着前の軽食。おにぎりかパンから選べます。食べるタイミングとしては中途半端なので、これならあっても無くても問題無い気がします。もちろん美味しくいただきました!老婆、怪奇現象・・・不思議な出来事が続く
普通に乗っていれば何の問題もありませんが、少し変わった出来事があり驚いてしまいました。私は優先搭乗なので一足お先に飛行機へ乗り込んだわけですが、先に乗ったマレーシアのおばあちゃんとCAさんが喧嘩をしていました笑。そして気がつくとおばあちゃんはどうやら降りてしまったようです・・・。
しばらくすると機長からの放送が入り、「安全上の理由で降りた人の荷物を取り除いております」とのこと。うーんどうにもこう言ったレアな出来後が起こると不安な気持ちになります。
15分遅れで飛行機は離陸。さー何して機内を楽しむか〜と油断した瞬間、バンッという強烈な音が響きました。ちゃんとロックされていたはずの荷室の扉が突然開いたのです・・・。えーもうーやめてくれよーー・・・・と、心の中で絶叫したことは言うまでもありません。
もちろん飛行にはなんの問題もなく、機長の正確な操縦で予定時刻よりも早くクアラルンプールへと到着したのでした。
今回帰路はJALでしたのでコードシェア便として搭乗しましたが、この快適性であれば往復ともマレーシア航空で予約しても良かったかもしれません。
JALだけでなくANAもそうなのですが、機内サービスについては海外航空会社もある程度レベルが上がってきているので、差が付きにくくなってきているのが現実です。
昔はアメリカ系なり、アジア系なり語るまでも無い所が多かったのですが、アライアンスへの加盟にも色々と審査があるそうで、どんどん質は良くなっています。ただ”全体的な引き締まった雰囲気”だけは、日本の航空会社に勝るところはなかなかありません。