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2015-12-19

JAL日本航空国際線ビジネスクラス搭乗記-JL727/787-8-"エコノミー満席でアップグレード"|大阪(関空)>バンコク

JAL SHELL FLAT NEO SEAT JALシェルフラットネオシート
いつも通り前日に日本航空からのEメールで搭乗券が届いたのですが、何故か文面に「エラー」の文字が表示されています。空港へ行き受付の人に聞くとそこにはビジネスクラスのチケットがありました。




ビジネスクラスへのアップグレードだった

JAL 787-8
エラーの正体が分からず受付カウンターでお話を聞くと、エコノミークラスのシートがいっぱいでビジネスクラスのシートにして欲しいとの事でした。

再三「すみません」と謝られるのですが、むしろ私の方が申し訳ない気持ちでいっぱいです。

何故私なのか理由は良く分かりませんが、ここ最近私用でも乗っているから?単に一人なので動かしやすいから?なのかもしれません。

※このようなアップグレードを”インボラ”と略すらしいのですが、響きが好きではないのでアップグレードで統一します。

この日ほど日本航空に感謝した日は無い

JAL SHELL FLAT NEO SEAT JALシェルフラットネオシート
翌日朝からの活動を考えると”とにかく寝たい”フライトでしたので、素直にアップグレードいただいた事に感謝するばかりです。

飛行機は787-8ですが、シートは最新型のJAL SKY SUITE(スタッガードシート=互い違いの座席配置)ではなくJAL SHELL FLAT NEOです。

以前搭乗した便のJAL SHELL FALT SEATのアップデートバージョンであり、基本的には構造が一緒なので戸惑う事なく座る事ができました。

ビジネス座席は窓が3つもある

787-window
普段通路側を狙って座るので今年初めて窓側に座りました。ふと眺めてみると一つの座席に窓が3つもあるんですね。シェードは787独特のボタン式。初めて触りましたが、しばしポチポチといじり続けてしまいました。




LED照明につつまれる落ち着いた機内

JAL business class seat
機内サービスは搭乗後のドリンクサービスと、到着前の朝ごはんになります。紙のアンケートが置かれているので、希望にチェックマークを付けると、配膳前に起こしてくれる仕組み。

私はとにかく寝たかったので、シートベルトサインが消えたあとにすぐベッドポジションにして寝ます。窓側のせいか少々寒く、ブランケットが小さすぎて体を覆いきれないのは難点でしたが、やはりこの広さは落ち着きます。

787で導入されたLED照明はどんな色にでも制御出来るらしいのでとても面白いですね。エコノミーは一律でON・OFFですが、ビジネスはひたすら暗めの照明で睡眠をサポートしていただけました。

JAL business class seat2
台湾行きのビジネスクラスで楽しくなってずーっと使っていたマッサージ機能ですが、何故かこちらのシェルフラットネオシートは動作音がとてもうるさく、迷惑なってしまうのですぐにオフにしました。

シェルフラットはプシューという自然な動作音ですが、こちらはギーギーと全く違う機構の音がします。JALは古いシートの方が全体的に座り心地が良いので、コストの差が出てしまっているのかもしれません。

JALのビジネスクラス機内食、和食を楽しむ

JAL business class Japanese flight meal ビジネスクラス和食
無料なので恐縮ですが、朝から炊きたてご飯付きの機内食をいただきます。自分でも朝はご飯と味噌汁を作るのですが、器からしてもこちらの方が数倍美しく美味しいです。

JAL business class Japanese flight meal ビジネスクラス和食2
メインは鮭の塩焼き。自分で作ったら鮭だけどーんと置きそうですが、わざわざ野菜の焼き物が添えてあるのが何とも美しいです。

JAL business class Japanese flight meal ビジネスクラス和食3
白飯は便の飛行距離によって取り扱いが異なるようですが、今回の便は機内で炊飯をしているようです。最近は電子レンジで炊飯出来る容器なども売っているので、狭いギャレーでも効率良く炊ける方法があるのでしょう。

硬いご飯は好きですが、飯盒炊爨で炊いたご飯のような少し硬すぎる感じがしたので、もう少しお水を足した方が自然になるのではないでしょうか。


今回はほとんどが睡眠時間だったので、機内サービスを楽しむところまでは至りませんでしたが、しっかり眠りビジネスに寄与するという点では正しい使い方が出来たのではないかと考えます。

私の立ち位置ではとても自腹で乗る事は出来ませんが、頑張って年に一回位は乗れるようにしていければと思います。

当たり前になってしまえば有り難みはありませんが、目標があると楽しいものです。




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