スターアライアンス便をフル活用する
今回は前述の通りマイル使用=無料で航空券をゲットすることが出来ました。実はマイルの特典航空券を使うのは人生初です。もともと貯めていたのは『コンチネンタル航空のマイル』だったのですが、コンチネンタルがユナイテッドと合併したため、そのマイルがユナイテッドへと引き継がれたわけです。
ユナイテッドの方がネットワークが広いのでその分選択肢が広がります。今回はマイルで行ける最長距離の香港をチョイスしてみました。行きはユナイテッドの直行便ですが、帰りは中国国際航空(Air China)、ANAの乗り継ぎ便で帰国となります。
成田エクスプレスはネックス往復きっぷがベスト
いつもの記事ではスルーしている空港までの道程ですが、大抵成田エクスプレスを使っています。もちろん定価はもったいないので、”N'EX往復きっぷ”と呼ばれる事前購入券を手配します。
最近増えている羽田発の航空便ですが、大方成田発便と比較して『6,000円増し』であることが多いのです。成田エクスプレスのチケットがベンチマークとなっている点が面白いところです。
最近は1000円以下で乗れる高速バスも便数が増加していますが、乗り場までの移動に時間がかかるので電車の利用が増えています。
当時最新の新型車両でしたが、あの頃は日本人ばっかりだったなとふと思います。最近は日本人が乗っている事の方が少ないので、ビザ条件の緩和影響が実に大きいですね。
それにしても分かりにくい駅・チケット・乗車口にも関わらず、外国人の皆様は良く迷わずに乗れるなと思います。日本人の私は今でも戸惑う事があるのですが・・・。
ユナイテッド航空のボーイング737
行きはユナイテッド航空のボーイング737型機に乗りますが、これで香港まで飛べるのか?と思うようなサイズです。ただウイングレットも、機内のエンターテイメントシステムも付いているので、新しく快適な機体でした。
遠くにはこの当時飛行停止状態となっていた787がポツリと駐機しています。リチウムイオン電池で随分と叩かれた機体ですが、数年経った今では2回に1回は787と思うほど乗る機会が増えました。機内の湿度が高く、騒音少なめの体に優しい機材です。
ユナイテッド航空の美味しい機内食
フライト時間は五時間ほどです。機内エンターテイメントシステムがあるので、あっという間に時間が過ぎていきます。米系の航空会社ですから、ご飯は流石に美味しくないだろうと思っていたら、親子丼にサラダ、パン。日本人にとって美味しくない訳がありません。
最近はアメリカ系の航空会社でも、意外と気を遣ってくれるのだなと非常に感心しました。
清潔感の高い香港国際空港
比較的新しい空港だけあってデザインやら設計に無駄はありませんが、如何せん広過ぎです。世界中から人が集まるだけのことはあります。空港内を歩いていると怪しげな日本語を発見。
世界一スムーズなエアポートエクスプレス
さて街に向かうのはどうするのかと思い上を見上げると「Airport Express」と至るところに矢印が書かれています。真直ぐ進むと自動券売機がありました。現金社会なのかカードは使えません。自動改札機は無く、再度進んでいくと、もうそこは電車のホーム。上下の昇降すら無く、いきなりプラットフォームに直結です。あまりのスムーズさに驚いてしまいました。
電車内は宇宙船のようなデザインで清潔そのもの。ほとんど停車せず、あっという間に中環(セントラル)駅に到着です。
空港の近代的な構造には非常に驚かされましたが、中環駅の構造も引けを取りません。駅も空港の一部のように思えるほど、分かりやすい構造です。
駅を出ると迫力のビル群が目の前に広がります。さてホテルまで移動・・・と思っていると、道路に横断歩道がありません。
なんと歩道橋がビルを突き刺し、先まで続いているではありませんか。発想が柔軟すぎます。
ホテルの近くまではやってきましたが詳しい場所が分かりません。偶然歩いていた若い婦警さんに聞くと、”あの間を抜ければOKと”指示されます。非常に暗くて怪しい道!完全に腰が引けた状態ですが、駆け上がったら目の前がホテルでした。
ホテルは細長い建物で、宿泊場所はかなり上の階です。下を見ると、思わず冷や汗が出ます。でもなかなか良い景色で◎。
受付のお姉さんが日本語で「オヤスミ~」と言ってくれました。結構感じが良いです。
翌日は朝から用事があったのでしっかりとそれを済ませ、翌々日には日本へと帰国します。帰りは北京経由。話題のPM2.5が気になるところです・・・。
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