ページ

2016-02-10

使える一冊、無料冊子「はじめてのベトナム進出」で勉強をする|日本

vietnam-info-source
海外進出系のセミナーや本は沢山ありますが、”広く浅くの内容”が多いので経験が無い人は戸惑ってしまいます。しかし最近いただいた無料の冊子で、多く疑問を解く事出来ました。




ベトナム進出の情報ソース

vietnam-info-source
私のような若者が進出やらビジネスを考える時、最も頼りにするのはインターネットです。

至るところに情報が出ていて、そこそこの情報は集められます。しかしそこには大きな落とし穴もあるわけです。ベトナムの法律やら税金のルールはよく変わるので、その情報が本当に最新のものか分からなくなってしまうのです。

また裏付けも心配な部分です。

自ら一つずつ情報ソースを調べるのは至難の技。税金のルールを間違えるのは、自分のお小遣いの数え方を間違えるとはレベルが違いますから、慎重に理解したいところです。

もちろんプロにお願いするのがベストですが、自分で入口を理解しておかないと、いつまでも頼り切って長期的にコストが上がる原因にもなります。

今回いただいた『はじめてのベトナム進出(第2版)』はJETROが編集・発行しているもので、中立的な立場で、なおかつ責任を持って作られていると思って良いと思います。

また現地の一般企業の方々のヒリアリングも充実しており、読んでいて実際に仕事をするイメージが湧いてきます。

進出に向けてのプロセス

le-loi-street
この冊子に書かれている項目は主に次の通りです。
  • 立地
  • 物流
  • 税務・会計
  • 人材採用
  • 事業運営
  • 企業へのヒアリング


『ビジネス』の部分は自ら考えるしかない

industrial-park
書かれているプロセスを並べてみると、細かな部分で省略されているところはあるものの、主要な手順が順序良く羅列されている事が分かります。ただし、どのように稼ぐか?誰に買って欲しいのか?と言ったビジネスの部分はどこにも書かれていません。

当たり前ですが、会社を作る所までは誰にでも出来ますが、肝心なのは”その後どうやって稼ぐか”ですので、その点は自分たちで必死に考えるしか無いのです。

私もそうですが、いつのまにか『重要な答え』まで人に聞こうとしてしまうのは、マルバツ主義の日本人の悪いクセかもしれません。

製造業以外の業種に合わせた情報もあると助かる

hcmc-city
最も海外への進出が多いのは製造業だと思いますが、昔から飲食業、サービス業、最近ではIT業など業種の幅は広がっています。誰にでも勉強の手段は必要ですから、是非複数業種向けのバージョンを作っていただきたいところです。




関連記事