アマゾンの本社は新興地区にあった
ある日アメリカ・シアトル周辺を旅していた私。ふと時計を見ると15時頃に時間が空いてしまいました。せっかくレンタルした赤いFIAT500。このまま駐車場に戻してしまうのは惜しいところです。
少し考えて『アマゾン本社』の存在を思い出しました。いつぞやアマゾン本社をGoogleマップで調べて、画像メモを撮っていたのです。早速メモの住所をカーナビに入力し、シアトルの中心地から少し離れたAmazon HQを目指します。
※Headquartersで本社との意味。その略語がHQ。
ナビの指示通りに高速道路を降りアマゾン本社へと到着しました。どうやらここは新興のオフィス街のようで、綺麗でさほど背の高くないビルが碁盤目状に並んでいます。
街路もアメリカとは思えないほど綺麗でオシャレです。シアトル市内はやや殺伐として暗い場所も多かったので、こんな場所もあるのかと感心します。
車社会だけあって、道路の脇には縦列ではないしっかりとした駐車スペースが並んでいました。パーキングメーター式ですが、この日は日曜日だったためか無料でした。
想像よりもずっと地味だった本社キャンパス
ここがアマゾン本社地区です。休みの日で人が居ない事もありますが、思ったより地味。日本の工夫ゼロオフィス街に比べればオシャレで良い感じですが、アップルの本社などと比べると非常にシンプルです。
こちらが登記上の住所が書かれた玄関。やはり地味です。
地味だと感じる理由は他にもあり、どこを探しても会社名が書かれていないのです。普通なら正面入り口の脇に大きな銘板があっても良いはず。
どこかの本に書いてあった気がするのですが、CEOのジェフ・ベゾス氏は相当ケチらしいので、無駄な看板なんていらん!と言う事なのかもしれません。
なお2015年からこの場所からほど近い場所に、新たなコンプレックスを建てているそうです。そちらは大きな球体ドーム型の建物もあるとのことで、今以上に行って楽しい場所となる事でしょう。
Amazon隣のスターバックスコーヒーが最高にオシャレ
少々地味な結果ではあったものの大変満足出来たので、ビルの下にあったスターバックスに入って休憩します。シアトルと言えばスタバにとっても本拠地ですので、どこの店舗も非常に凝っています。お金の掛かっていそうな店内。椅子やテーブルもシックでいつまでもいたくなります。
当時円高でしたのでフラペチーノが300円位で飲めた気がします。そもそも普通のコーヒーも2USD位で価格設定が安いのです。アジアはどこへ行っても高いので”名前代”がのっているのかもしれません。
スターバックスのイブニングメニュー?!
ちなみにここの店舗は夜お酒を出すそうです。ワイン、クラフトビア、凝ったおつまみなど色々と用意されています。気軽に入れて、いちいちチップを気にしないで飲めるお店はアメリカでも貴重ではないでしょうか。日本にあったら間違いなく通います。以前スターバックスコーヒージャパンの社長さんが「夜メニューを展開したい」とコメントしていましたが、TOB以後聞かなくなってしまいました。
予想以上に地味だったアマゾンのオフィスですが、街全体で体験してみると”なかなか居心地が良い”事が分かりました。
仕事は環境で変わるなどと言いますが、一般的な日本の会社員からすると非常に羨ましい限りです。
ACCESS:AMAZON HQ
◆現行のキャンパス410 Terry Ave. N Seattle
◆新しいキャンパス
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