欧州域内の国際線=国内線と同じ扱い?
日本やベトナムで国内線に搭乗すると、長い場合は1時間半〜2時間搭乗する事になります。コストカット気味の日本でもドリンクやスープが出ますし、昔ながらのベトナムエアラインはなんと機内食まで出してくれます。
一方欧米の場合はLCCとの競争が進んでいるのか、非常にシンプルなサービスであるとの印象です。
国際線なのですが、国と国の距離が近いためか食事の提供もない事も多く、エンターテイメントシステム等も付いていません。シートピッチもかなり狭いです。
私の日本人体型でも狭いのだから、欧米の人にはひどく苦しいと思います。そんな事は考えてる間もないほど、シビアな経営なのでしょう。
Finnairのブルーベリージュース
シンプル路線のフィンエアー。シートは良く見る形状で全く新鮮味はありません。しかしフィンランド生まれのブランド”マリメッコ”とここ数年コラボレーションしているとのことで、機内誌や有料機内食のメニュー、ナプキンに至るまでシンプルながら目を引くデザインが施されています。
短い搭乗時間の中でもう一つ印象に残っているのが”ブルーベリージュース”です。フィンエアーのサイトや他のサイトでも度々強調されていましたが、確かに飲んで見ると爽やかな口当たりでクセもなく非常に美味しくいただくことが出来ました。
ブルーベリーってこんなに美味しかったんだと、改めて気がつかされたのです。
そもそも選択肢はジュースか水程度しか無いのですが、これを見るに日本の航空会社は本当にまだまだ真面目であると妙に感心してしまいます。
地平線が見える国、フィンランド
数時間のフライトも終わり、バスでターミナルまで移動します。降りてみると非常に爽やかな空気で、じっくり過ごせばもっと良さが見える国なのだろうと興味が沸いてきました。どこまでも続く空と地平線。フィンランドを意識した事はこれまで全く無かったのですが、是非一度ゆっくりと旅をしてみたいなと感じました。