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2016-03-09

JAL日本航空国内線クラスJ搭乗記-JAL305/777-200-"クラスJの付加価値とは?"|東京(羽田)>福岡

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JALの国内線にはエコノミークラス+1000円で座る事が出来る、少しプレミアムなクラスJシートが存在します。今回は最新型のSKYNEXTスカイネクスト仕様機に搭乗し、クラスJの付加価値について考えてみたいと思います。




JALのクラスJシート(SKYNEXT仕様)

jal-classj-seat クラスJシート
クラスJシートは、エコノミークラスとファーストクラスの間に位置する、国内線版プレミアムエコノミークラスと言えるシートです。

広めの空間と厚い座面のシートが用意されており、最近登場したスカイネクスト仕様では更に革張りとなっています。 最近のペラペラなエコノミークラスシートに慣れていると、この厚さは一昔前のビジネスクラスと言った印象を持ちます。

座り心地は上々。体がすっと収まり心地良いです。前後左右の席も決して気にならず、一人で乗った際でも余計な気を遣わなくて済みます。

クラスJシートの付加価値とは

jal-classj-seat クラスJシート
普通席との違いはシートの差が主ですが、マイルが10%加算されたり、野菜ジュースが用意されたりと少々グレードアップされています。

ドル箱の東京〜福岡、東京〜北海道ですら長くて2時間ほどの移動距離ですから、普通席で十分と考える方が居て当然だと思います。しかし私も経験がありますが、仕事終わりや出張前に1000円でゆったりしたいと感じる時があるのです。

JALもそのあたりの事情は理解をしており、航空券自体の支払いとクラスJ分の追加料金を別々に支払う事が可能です。つまり会社での精算時に、クラスJ分は自己負担処理にする事が容易なのです。

流石にエンターテイメントシステムは装着されていませんが、SKYNEXT仕様はWi-Fiに対応しており、JALが用意したコンテンツであれば、自らのスマートフォンやタブレットを用いて、無料で視聴可能です。




たった一路線でも1年間で10億円の効果?!

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わずか1席1000円の追加収入ですが、計算していくと地道に稼げるシートである事が分かります。

東京〜福岡でボーイング777-200の場合82席ですから、満席で1000×82=82,000。それが往復34便で280万円。365日運行されるとして10億円!70%の搭乗率でも7億円です。

東京〜北海道、東京〜大阪など搭乗率の高い路線は複数ありますから、1000円の差を侮る事は出来ません。

※座席数の少ない767も飛んでいますので、正確には誤差があります。

これが2000円でも、3000円でもある程度は集客出来るでしょうが、日本人は1000円が好きである事を狙ったうまい戦略です。ついつい浪費だと分かっていても出してしまうんですよね、1000円札。

プレミアムエコノミーよりクラスJの方が良い

jal-premium-economy-seat プレミアムエコノミーシート
先日取り上げたJAL国際線のプレミアムエコノミークラスですが、肝心のシートがイマイチとの印象でした。

後からクラスJへと搭乗したわけですが、乗った瞬間に"クラスJの方がマシ”と思ってしまいました。座った瞬間の柔らかさや、ゆったりとした感覚がまるで違います。


国際線の場合はビジネスクラスという特別な座席がありますから、わざとレベルを落としているのかもしれませんが、素直にクラスJレベルのシートが、そこそこの値段で提供されればリピートしそうな気がします。

今回はクラスJシートを取り上げましたが、久しぶりの体験で、改めて値段以上の心地良さを体感する事が出来ました。

ドル箱路線では真っ先に埋まってしまう事の多い席ですが、搭乗日当日でも空きがあれば選択できますので、是非お試しください。




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