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2016-05-17

配車サービス、アジア発のライドシェアサービスGrabアプリをダウンロードする|ベトナム

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公共交通が発達しておらず、何かとアジアではお世話になることの多いタクシー。最近では日本でもサービス展開するUberや、マレーシア発のGrabと言ったライドシェアサービスも目立つようになってきました。




ライドシェアサービスとは?

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そもそもライドシェアサービスは普通のタクシーと何が違うのでしょうか。

タクシーはタクシー会社が所有するタクシーに乗車し、走った分だけメーターに合わせて対価を払うサービスです。流しを止めたり、電話やネットで配車してもらいます。

一方ライドシェアは契約している特定のタクシー会社等と合わせて、『一般のドライバーの自動車』も乗車対象とする事が出来ます。つまり配車サービス会社へと登録したドライバーが、輸送サービスを提供するのです。

スマートフォンのアプリで呼ぶので、初めての場所でも的確に配車が出来ます。ドライバーのクオリティについても、匿名でのレーティングが出来るため、高い状態を維持しやすいと言われています。




Grabグラブの配車アプリ

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(Grab社WEBサイトより)

ライドシェアによって細かな違いが多々あるため、今回はグラブ社のサービスに絞ってご紹介をします。Grabは2011年にマレーシアで誕生した会社で、ベトナムを含めアジア6ヶ国でサービス展開を行っています。

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こちらがGrabのアプリ画面。例としてホーチミン市のタンソンニャット国際空港から、市内の適当な場所まで移動する想定で表示をしてみました。早速ピックアップ場所の表示が少々おかしいのはご愛嬌です。

UIはUberや以前ご紹介したVINASUN TAXIのアプリと大差ありません。下のアイコンは呼びたい車両の種類となります。

GrabCarは一般登録のドライバー、GrabTaxiは登録しているTaxi会社の車となります。GrabCarの概算費用を比較するとGrabTaxiの概ね40%安と言ったところ。市内へ行く場合には50,000VND程度の価格差が発生します。

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差があるとすれば配車可能台数です。そもそもベトナムの自動車は非常に高額なので、まだまだ一般人レベルでは手が出ません。

それを考えると、圧倒的にタクシーの台数が多いことも頷けます。またバイクも選べるので、そちらの方が更に台数は多くなります。安全性の面で懸念はありますが、プライベートであれば使っても良さそうです。

現金払いと行き先指定が惜しい

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せっかく日時で予約も出来て非常に便利なサービスですが、支払い方法と行き先指定には改善の余地があります。クレジットカードの普及率が低い事が一因だと思いますが、現時点では現金での支払いしか出来ません。

また行き先指定の際に明確な住所を入れなくてはなりません。時折ベトナムでは訳の分からない住所があるため、検索しても出てこない事があります。

実際私の家の住所も謎の住所だったため、勝手に近くの家の分かりやすい住所を使ってタクシーを呼んでいました。行き先もマップ上で指定出来るようになると非常に助かります。

市内では流しのタクシー(VINASUNやMailinh)が多く走っているためアプリで呼ぶほどではありませんが、街から少し離れるだけで確保が難しくなります。と

りあえずP8 liteiPhone6の両方にアプリをインストールしましたので、少しずつ試していきたいと思います。




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