2016-06-04

機材のメンテナンス、ボーイング767の窓拭きは思ったよりもシンプルだった|成田空港T2 日本

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いつものように本を読みながらたまに飛行機を眺めていると、突然操縦席の窓が開きました。普段であれば開かない場所から何故か人が出てきます。




「飛行機も窓を拭く」驚き

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本来であれば絶対に開かないであろう旅客機の窓。そこから出てきたお兄さんが白い布で窓を拭いています。

自家用車ならごくごく当たり前の風景ですが、「やっぱり飛行機でも窓を拭くのか!」と初めて見た風景に驚いてしまいました。


恐らく定期的に本格的な機体洗浄が行われるものと思いますが、何時間も飛行する飛行機ですから操縦席の窓は小まめに綺麗にする必要があるのでしょう。

レーダーや電子機器が発達した今でも大事なのは人の目。細かなメンテナンスが行われている事を目にすると、些細な事でも安心感が増します。

一流企業は遊び心も忘れない

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窓拭きが終わるとサンシェードが設置されました。よく見るとそこには「がんばろう日本」の文字が。一見適当な既製品にも見えますが、しっかり”ろ”と”う”の間に空間が作られていました。思わず見つけたこちらもニッコリしてしまいます。

私はしっかりとした仕事の中にも遊び心を忘れない人々が結構好きです。真面目にやるのは当たり前で、その先にちょっとした工夫が出来るという事は「考える余裕がある」と言う証拠ではないでしょうか。

余裕が無い、かつかつの仕事で最高の結果が出るようには思えませんし、常に最高のパフォーマンスでなければ安全性を維持出来ない輸送業界では、非常に重要な事であると感じます。




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