MobifoneのSIMカードを追加購入する
少し前からVINAPHONE漬けの私でしたが、最近ハノイ・ノイバイ国際空港でVINAPHONEのチャージ(トップアップ)カードを売らなくなりました。国が国だけに色々事情があるのでしょうが、店頭のお姉さんに聞いたところ「良く分からないけど、Mobifoneの重要があるからじゃないかしらね」とのこと。
ベトナムで需要と言う言葉が全然似合っていないのですが、あまり客からも言われる事が無いらしく全く気にしていません。
そこでP8 liteにはSIMカードのスロットがもう一つある事を思い出し、思い切ってMobifoneのSIMカードを追加で挿してみる事にしました。
以前であればSIMカッターでバチバチ切ってくれたものですが、最近ではノーマル・Micro・NanoSIMのマルチ切り離し式なんですね。
P8のスロット2はマイクロでもナノでもどちらでも入るので、お姉さんがNanoSIMを入れてくれました。
アンドロイドのデュアルSIMカード設定は非常に簡単
お姉さんがカードの通信設定までをやってくれたので、後は端末側の設定をすれば完了です。初めて設定するわけですが、デュアルカードの設定インターフェースが非常に分かりやすく全く混乱しません。写真が今回の設定例ですが、カード1は最初から入っていたVinaphone、カード2が今回買ったMobifoneです。Vinaphoneのカードで電話、Mobifoneのカードで3Gインターネットを接続するので、データ通信をカード2へ割り当てます。
なおこの機種には制限があり、どちらか一方にしか3G・4G通信を割り当てる事が出来ません。最新の機種では両対応も登場していますので、今後新規にスマートフォンを購入する場合は検討に値します。
通話もSMSもSIMカードの使い分けが容易
これで3G通信は繋がるようになりましたので、通話とSMSの画面を開いてみます。真っ先に思ったのが「こんなボタン配置だったのか!」との点。特別な画面を開いて切り替えると思っていたので、素直に2つ分のコールボタンが出てきて感心しました。
左の1番を押せばVinafoneの番号から発信、2番を押せばMobifoneの番号から発信がなされます。これならプライベート用と仕事用番号の使い分けも出来そうです。
SMSも同様に発信ボタンが2つ用意されています。インターネットの設定で良く使う事がありますので、素早く両方のSIMの設定が出来るのはとても便利です。
デュアルSIMを使うまでは何だか難しそうだな〜と敬遠していたのですが、インターフェースの分かりやすさのお陰で難無く使いこなす事が出来ました。
相変わらず安定性やバッテリーの信頼度=仕事での使いやすさはiPhoneが上ですが、AppleもソフトウェアでデュアルSIMを再現してくれるようにならないだろうかと強く感じます。