ANAはアライバルラウンジが存在するがJALには無い
度々ご紹介している通り、今年からJALの上級会員としての資格をいただている私。合わせてJGCにも加入をしています。搭乗前に使えるサクララウンジには綺麗なシャワーがある事を知っていますが、ふと思ったのは『帰ってきたタイミングでシャワーを浴びられないのか?』ということ。
ANAの場合は「アライバルラウンジ」という到着客向けのラウンジがあるのでシャワーが無料で浴びられるのです。おまけに簡単な食事まで出る充実ぶり。一方のJALはそのようなラウンジ自体を有していません。
JALはカプセルホテルのナインアワーズを活用
(JAL公式WEBページより)調べてみると、アライバルラウンジの代わりにカプセルホテル”ナインアワーズ成田空港店”のシャワールームを無料で使える事が分かりました。個人で使うと1回1,000円ですから、とてもありがたいサービスです。
ナインアワーズはスタッフの対応と清潔感が◎
場所は成田空港第二ターミナルのビルを一歩出た位置。鉄道の駅がある地下へ向かい、ドトールコーヒーの脇の通路を突き当たりまで進み地上階へ戻ります。受付の方にステータスのカードかJGCのカードを見せると、タオルセットをいただけます。時間制限は90分とのこと。
カプセルホテルなのであまり期待していなかったのですが、中途半端なビジネスホテルよりよっぽどプロな対応で好感が持てました。
女性と男性で入口が分かれているので、それぞれロッカールーム→洗面台・トイレ→シャワールームへと進みます。
旅行者向けの考えられた設備
大型のカバンがあるので不安でしたが、ロッカーは旅行カバンでも容易に入れられるよう工夫されたものになっています。幸い朝の慌ただしい時間でも混雑はしておらず、ゆっくり着替える事が出来ました。洗面台、トイレ、シャワーは常時7名ほどが同時に使える規模です。回転が良いので混み合うほどではありません。
カプセルホテルの施設なので当たり前ですが、窓が無いのは閉所が苦手な人にとってはきついかもしれません。決して狭い空間ではありませんが、独特の閉塞感を感じやすいのは確かです。
仮眠受付開始時間の遅さが惜しい
(nine hours公式WEBページより)実はシャワー以外にも、仮眠を取ろうと思っていたのですが、受付開始時間が9時と遅かったため断念しました。7時台の到着便では間が空いてしまうため、せめてあと1時間早ければなと思うところです。
今回期待以上の清潔感にそれだけで”リピートしたい”と感じました。欲を言えば少々ターミナルの中心から歩く距離が長いので、もう少しターミナル寄りに設備があれば嬉しいところです。