今はガラガラのノイバイ空港・ターミナル1(Domestic)
ハノイからホーチミン市への国内線フライトです。何かと忙しい日で、成り行き上、その日の最終便に一人で搭乗する事となりました。ついこないだまで人で溢れたノイバイ国際空港の旧国際線ターミナル。かつては人で溢れた夜の時間帯ですが、国内線専用となった今は見送りの人を含めても数えるほどです。
以前アリタリア航空の会員ステータスをタダでもらったので、同じスカイチームのベトエアではビジネスクラスのカウンターを利用します。
ただし国内線のラウンジはベトナムエア専用のラウンジなので利用出来ないとの事でした。なお「アリタリアのアカウントにマイルを貯めてくれ」とお願いしたら断られました。どうもうまく噛み合いません。
遅延は遅れてから報告する!
定刻は22:00。流石のベトナム航空でも遅れる時には事前にEメールやらSNSで「遅延します」とか「この便は運行しないので次の便に乗せる」と言った連絡が届きます。今回はチェックイン時にも何も言われなかったので安心していたのですが、それが甘かったわけです。
21:50になってもゲートがオープンしないのでおかしいな〜と思ったところで、いつもの自動アナウンスが「・・・delay(遅延).」と22時ちょうどに伝えてきました。
10分〜15分ならいいかと思うと、15分後にまた画面の出発時刻が遅くなります。結局ゲートが開いたのは22:50。その時点で私以外の乗客もいよいよ無言になっていました。元気に壁を叩いて喜んでいるのは子供達だけ。
ベトナムエアライン国内線の機内食(夜食)
さあ乗るぞと思うと、見事にバス移動。またまた体力を奪われます。翌日早いので目を閉じて寝ようとすると、離陸後すぐに肩を叩いて起こしてくれるのがベトナム航空の良いところ。23時過ぎのお夜食は見慣れたハムサンドと南国フルーツセット。私も含め周囲の乗客は「もうここまできたら食べなければいけない」かのような雰囲気で頬張っていました。
結局タンソンニャット空港へ到着したのは午前1時。そこからホテルへ行き翌朝6時には再度移動開始。久しぶりに参った!の一言です。
”最終便に乗ってはいけない”が今後の教訓になりました。
ANA8.8%出資の影響は・・・
ここまで不満たらたらですが、機内サービスは人間らしさが残っていて結構好きだったりします。大きな問題は何年経っても遅延ありきで運行している事です。最近LCCのVietjetに国内線のシェアを奪われているそうですが、LCC並に遅延運行をして値段だけ高かったら何のためのフラッグキャリア?と成りかねないと思います。
微妙ながら憎めないエアラインだけにもうちょっと何とかして欲しいな〜と切に感じるところです。
ちなみにANAが8.8%(約120億円)出資するそうですが、商社系のANAと国営企業でスピード感の差が大分ありそうな点は気になります。派遣される取締役の人は大変でしょうが、相乗効果でベトナムの空の旅が良くなっていけば、言う事ありません。