エアアジアの拠点となっているKLIA2
マレーシアのクアラルンプール国際空港にはターミナルが2つ存在し、ターミナル2、通称KLIA2はエアアジアの一大拠点になっています。私は通常LCCを利用しないのですが、マレーシアからシンガポールへの移動を考えると、エアアジアは便数が多く便利だったのです。
KLIA2のプラザプレミアムラウンジ(ウェルネススパ)/ PLAZA PREMIUM LOUNGE [Wellness Spa]
思っていたよりもスムーズにセキュリティチェックを抜けられたので、余裕を持ってプライオリティパスのラウンジを利用します。KLIA2にはランドサイド(セキュリティチェックの手前)に1ヶ所、エアサイド(セキュリティチェックの後)に2ヶ所、合計3ヶ所ものラウンジがあります。
私が利用したのはエアサイド、レベル3のプラザプレミアムラウンジ。セキュリティゲートを抜けるとエの字型にターミナルが広がっているのですが、出て真直ぐ進んだ突き当りにラウンジの入口があります。
「ラウンジ」と大きく書いてくれれば良いのですが、有料のスパを併設しているそうで、そちら名前が大きく掲示されています。最初は気が付かず周囲をうろついてしまいました。
広くはないが清潔感に溢れるラウンジ
スパがメインのためかラウンジはさして広くはありませんが、最近出来たのか内装がオシャレで清潔感があります。アルコール、ソフトドリンクはもちろん、いくつかの食べ物もあり手抜きはありません。今回は暑さでバテテいたので、現地のポカリスエットのようなソフトドリンクをいただきました。
外に向かって巨大な窓があるのですが、残念ながら方向が悪いためかほとんど飛行機は見えません。
とは言え、普段日本の狭苦しい景色で疲れているので、開放感溢れる空間を楽しめるだけで、非常にありがたく思います。
余談:世界のハブ空港に何故日本は追いつけないのか?
事実上LCC向けのターミナルとなっているKLIA2ですが、プライオリティパスラウンジもあるし、決して設備が悪いわけでもなく不満は全くありません。マレーシアは日本から比べれば経済力で劣ると認識されますが、空港だけで見ればどちらが途上国か分からなくなってしまいます。
土地が高い、人件費が高いと言った壁はありますが、どうして日本ほどの経済規模の国が、立派なハブ空港を造れなかったのか今でも疑問です。
国が悪い?地方行政が悪い?・・・言い訳を考えるときりが無いのですが、一番大きい原因は”自分たちの目先の事しか考えられなかったから”でしょう。
ビザを緩和し、外国人が溢れるようになったのはここ数年の話。空港は後から作り変える事など出来ませんから、今更焦っても後の祭りというわけです。
ACCESS: WELLNESS SPA, KLIA2
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