羽田空港国内線の静かな閉店時間
世界には眠らない空港が多数存在しますが、羽田空港の国内線ターミナルは21時に早くも閉店時間を迎えます。普段であれば人々が行き交う第一ターミナルビルですが、この時間になるとひっそりとした空間が広がります。
関西国際空港までは1時間程度のフライトですので、仕事や旅行の方も去ることながら家路を急ぐ人も多いのです。面白いのは”ミッキーマウス”のお土産袋が散見されること。ディズニーランドは、国内レジャーの定番なのだなと改めて実感します。
737の機内に入ると何故か飴が配られていた
737の機内に入ると入口で明るいCAさんがご挨拶・・・と、何故か手前に大量の飴が置かれています。それを機内に入っていく皆さんが自然に(大量に)手に取っていくのですが、今まで入口で飴を配る風景を見た事がありませんでした。関西には”飴ちゃん文化”があると聞きますが、これが正にそういう事なのか?!と妙に印象に残ったのでした。
金額で見てしまえば大したものではありませんが、このような小さな”気持ち”が人の心には響くものです。
自動車では有名なレカロのシート
最近はロゴ付きの座席が減ってきましたが、こちらの機材はRECAROのロゴ付きシートでした。レカロは自動車では非常に有名な高級シートメーカーで、スポーツ走行用のバケットシートなどを供給しています。レカロだからかは分かりませんが、私にとっては座り心地がとても良く、あっという間に眠りについてしまいました。
余談ですが世界で見るとフランスのゾディアック社や、ドイツのレカロ社が航空機用シートのシェアを多く有しており、最近では日本のジャムコも座席の製造に参入し”国産”で頑張っています。
国産を売りにする三菱航空機のMRJも、当然ジャムコの国産座席を使うのかと思いましたが、ゾディアック製を採用しています。
結局企業規模の大きい方が、価格面でも軽量化といった技術面でも、柔軟に対応出来るわけで、今の時代純国産を追求するのは難しいようです。