”きなこ菓子”とも呼ばれるベトナムの緑豆菓子
ベトナムでお茶請けの定番として知られる、緑豆をすり潰して作ったお菓子。ベトナム語のBANH DAU XANHはGREEN BEAN CAKE=緑豆の(お茶)菓子との意味です。定番中の定番らしく、色々なメーカーから少しずつ違う物が発売されています。スーパーはもちろん空港のお土産物屋さんでも売られていますが、店員のお姉さんが”キナコ、キナコ”と片言の日本語で売りつけてくるほど、味はきな粉に似ています。しかし素材は緑豆なのだそうで、日本人にはあまり馴染みがありません。
こちらのバージョンは”抹茶味”。日本からのお土産で”抹茶が好きだ”と言うベトナムの知り合いが何人か居ましたが、どうやら予想以上にマッチャという言葉が浸透しているようです。
緑色が美しい抹茶バージョン
パッケージのクオリティやデザインはオリジナルと同様ですが、抹茶に合わせた緑色の配色がなかなか美しく映えています。本当に抹茶味!想像よりも美味しい
『どうせ抹茶と言っても色だけだろ』と少し舐めてかかったのですが、食べてみると渋みがあって本当に抹茶味でした。本物の抹茶を使っているのかまでは分かりませんが、舌で感じ取れる味は確かに抹茶です。緑豆は色の割にあっさりしたお味なので、抹茶が入ることで良い具合に濃さが出ます。
単純に抹茶を使うアプローチが面白いですし、日本人の好みに合わせるのであれば、お土産としてはオリジナルより抹茶の方がベターかもしれません。