”きなこ菓子”とも呼ばれるベトナムの緑豆菓子
ベトナムでお茶請けの定番として知られる、緑豆をすり潰して作ったお菓子。ベトナム語のBANH DAU XANHはGREEN BEAN CAKE=緑豆の(お茶)菓子との意味です。定番中の定番らしく、色々なメーカーから少しずつ違う物が発売されています。スーパーはもちろん空港のお土産物屋さんでも売られていますが、店員のお姉さんが”キナコ、キナコ”と片言の日本語で売りつけてくるほど、味はきな粉に似ています。しかし中身は緑豆なのだそうで、日本人にはあまり馴染みの無い素材です。
パッケージに高級感がある&バラマキやすいサイズ感
スーパーマーケットチェーンであるフィビマートで発見した新型の緑豆菓子。私が最も驚いたのは、パッケージのクオリティの高さです。印刷がとても綺麗で、パッケージの素材もしっかりしているので、日本でも十分に売れるレベルに感じます。普通はかさばる箱なので、板チョコサイズにしたのは大正解。
中は5つのパッケージに分かれていて、これまた”日本でバラマキ易い”サイズ感と言えます。
フィビマートのロゴが入っているのでオリジナル商品のようですが、少し前にAEONの出資を受け入れている分、商品開発のノウハウが投入されているのかもしれません。
気のせいか味も洗練されている様子
中身は一つずつ帯がついていて、これまたクオリティが少し高そうに見えます。E-mailアドレスがGmailなのはご愛嬌。ベトナムでは経営者でもフリーアドレスを使っています。サイコロ状に切られているのは、これまでの他社製品と同様です。
早速食べてみると、気のせいかいつもの緑豆菓子より美味しい感じがします。なんというか味が濃ゆく、風味に独特の癖がありません。比較的年齢が上の方には結構ウケるような気がします。
多少お値段が高くはなりますが、それでもこのクオリティを考えればちょうど良い塩梅ではないかと思うところです。