ページ

2017-05-15

小ネタ:引越し後はお忘れ無く、HSBC香港に転居通知を送る|香港 日本

レター Letter
引越し後には住民票の移動、金融機関などに対する移転通知が欠かせません。実はHSBC香港のような海外の金融機関であっても連絡が必要です。




HSBC香港の移転・転居フォーム

レター Letter2
海外の金融機関に口座を作った場合「別に連絡など来ないだろう」と思いがちですが、意外とマメに連絡をしてくれるのがHSBC香港です。

例えばセキュリティポリシーが変わったとか、トークン(ワンタイムパスワードの生成機)が新型になるとか、現住所を知らせておかないと困る時があります。

h
(HSBCHK WEBページより)

Googleで「HSBCHK address change form」などそれっぽい言葉を入力すると、PDFのフォームが候補として表示されます。あとは書面を指示通りに入力し、印刷して郵送するだけです。

日本の銀行と比べると項目が多く戸惑いますが、良く読んで該当する部分だけ入力していけばOKです。最後にサイン欄があるので、当然そこは手書きでサインする必要があります。




料金は高いがEMSでの発送がオススメ

EMS専用封筒  EMS Envelope
印刷した書面を封筒に入れて香港に郵送しますが、比較的重要な書面なのでEMSをオススメします。

香港であれば通常の郵送でも大丈夫だと思いますが、EMSは配達スピードが速く、なおかつ配達記録が残るので安心出来るのです。


以前口座の種類を変更するために書面を送った事がありますが、その際もEMSで送ったところ、思った以上に早く手続きが完了して助かりました。銀行側として記録が残ったものを、適当には扱いづらいのではと思うところもあります。

たまに「郵送したのに連絡が来ない」といった事例を聞きますが、途中で紛失があったのか、配達後に手続きがうまくいっていないのか、いちいち確認するのは大変です。保険だと思って高い料金を払っても良いのではないでしょうか。


ちなみに以前は日本→香港で900円(500gまで)だったのですが、値上げされて1400円になっていました。

流石に1000円を超えると残念な感じですが、世界人口が増えて配送の手間も増えたのだろうと思って我慢したいと思います。

都市圏だけかもしれませんがゆうゆう窓口という大型郵便局の窓口であれば、朝早くから遅くまで送れるので結構便利です。

私もランニングがてら朝一で送りました。以前は24時間営業でしたが、合理化で短くなってしまったのは残念です・・・。

余談:ベトナムへ郵送してはいけない

ゆうゆう窓口 JP Post Service Counter
ここからは余談ですが、ベトナムなど公共の郵便システムが怪しい国へは、郵送より民間の輸送システムを使った方が良いです。

Fedex, DHL, 佐川急便などは配送体制が整っているので、15時あたりまでに送ると翌日には届きます。

1〜2年前から総務省が協力してVNの郵便システムを再構築していると聞きますが、民間企業の発達ぶりが立派なので「今更必要か?」と思う部分があります。

郵便やFAXをすっ飛ばしてインターネットが普及し続けている国なので、他に投資すべき分野があるのではと感じるのです。

新興国はまだまだ基礎インフラが整っていない国が多いので、重要な物や書面を送る局面では、費用を惜しまないようにしましょう。




関連記事