突然のチューリッヒを身をもって体験する
ドイツからリヒテンシュタインへ向かった時、間に立ち寄ってしまったのがスイス最大の都市チューリッヒです。チューリッヒを通る必要は無いのに、カーナビの推奨通りに進んだところ高速道路が終わり、街中に突入すると言う大きなミスを犯したのでした。租税回避地 "タックスヘイブン"、リヒテンシュタイン公国の実態|ファドゥーツ リヒテンシュタイン
スイスというと「草原」「牧場」なイメージですが、最近は都市化が進んでいるようで、日本の地方都市よりもよっぽど立派な街並みです。
大きく違う事と言えば、建物のデザインや色合いが美しく、街の風景が整っている事でしょう。
またトロリーバスか路面電車向けの電線以外は、空を遮るものが見当たりません。どこまで行っても空が広く見えるので、気分が良くなります。
たまに他国を傍観していると「日本の街づくりって失敗しているな」と思う事もしばしば。
道路は補修の跡だらけでガチャガチャ、電柱と電線が空を覆い、建物は自分勝手な高さとデザインばかりで統一感がありません。
最近はオリンピック効果で東京を中心に地価が上がっていますが、街に対する適正な価値を考えると日本の街は本当に価値が高いのだろうか?と疑う部分があります。
世界レベルで比較すると、便利で、美しく、暮らしやすい街なら他の国にもあるのではと思うのです。
ヨーロッパの市街地は狭い道が多い
ヨーロッパの道は美しい造りをしていますが、思ったよりも狭いのが難点です。欧州車は概ね大きめのサイズですが、そのサイズに合っているのか怪しい道が多くあります。私のような旅行者はついつい普段乗れないような、大きな車を選択しがちですが、調子にのって大型車をレンタルすると、意外な場所で焦るので注意が必要です。
例えばすれ違い。細い裏道で、外国の人が運転する車とのすれ違い・・・何となく普段と違った緊張感すら感じます。
ベンツならAクラス、フォルクスワーゲンならゴルフを選ぶといった、取り回しを考慮した選択が求められます。