和・洋2チョイス可能なグランクラスの軽食
乗車してからしばらくすると、グランクラス専任のアテンダントの方が直接ドリンクの注文を聞きにきてくれます。続けて軽食のご案内があり、写真を見ながら和食・洋食どちらかのセットを選ぶ事が出来ます。私は和食のお弁当とビールをチョイスしました。ビールは少し高価なプレミアムモルツですので、庶民の私はこのあたりでテンションがかなり上がります笑。
もう少し地域性や味の抑揚が欲しい
セットの蓋を開けると量は少ないながら、様々な食材が使われた色彩鮮やかな献立となっています。普段の外食ですと肉・魚に偏るので、野菜が多く入っている食事を見るとホッとします。見た目や献立は◎。しかしながら味については非常にフラットで、少々驚いてしまいました。
説明が難しいのですが、どれを食べても上がり下りなく味が均一すぎて抑揚がありません。
料理の面白さは「メニュー毎の味の違い」だと思うのですが、料理が違ってもそれぞれの味の特徴を感じる事が出来ないという謎さに困惑が隠せません。美味しくないという訳ではないが、一方で特別美味しいとも感じられない不思議な印象です。
また地域性が出ていないのも期待外れでした。例えば季節のご飯だけでも「石川県産○○の炊き込みご飯」などとするだけで旅の情緒が上がります。
グランクラスに乗って良かった!写真映えしそうだ!と思わせる軽食が出ると、さらに満足度が向上しそうです。
グランクラスのワイン
食後にワインをいただきます。アテンダントさんに伺ったところ、新幹線の通り道である長野県産ワインとのこと。プラではなくガラスのボトルだし、グラスも凝ったデザインで酒類はかなり良い印象です。特にラベルのブラウン色が気に入りました。
早速口に含んで見ると不思議な香りが広がります。人によって感じ方が違うのであくまで参考意見ですが、キャラメルのような香りがして、海外のワインとは異なった風味です。私が好きな濃ゆさ・樽香はありませんが、軽やかで飲みやすいお酒だと思います。
続いて白。
赤よりも白の方が更に軽い印象なので、お酒が強い方なら何本も飲めてしまうのではないでしょうか。
ちなみに同時にお水を頼んでも、しっかりグラスで出していただけます。国内線の飛行機で言えばファーストクラスと同等の対応です。
おつまみの「七彩めぐり」には亀田製菓のマーク。高級な仕様でどれも美味。いつも搭乗するJALも、同じ亀田製菓さんのおつまみですが、かかっているコストが全く違うように思えるほど味が異なります。
軽食の味やアテンダントの方達の動きを見ていると、JRらしい?マニュアルに縛られた様子を感じてしまうのです。確かに均一なサービスを提供するのは付加価値の一つと言えますが、一方で臨機応変な柔軟さも価値として認められるのではないでしょうか。
例えばグラスからお水が無くなっていたら「お代わりお持ちしましょうか?」と提案する事が出来るはずです。
単に面倒だから言わないのだろうか?と思っていると、机の上を片付けるという点では、かなり頻繁に話しかけられました。つまり適宜気にしてはいただけるのですが、私の期待とズレているのです。
色々な人やサービスを世界中で見ていると、マニュアル通りのサービスより『予想外・期待以上のサービスや提案』が記憶に残ります。
席数の割に乗車率の低さが目についたのですが、まだまだ磨かれている途中の原石と言った印象を持ちました。
おつまみ”七彩めぐり”が美味
グランクラスでは軽食の他に、パウンドケーキとおつまみが提供されます。おつまみの「七彩めぐり」には亀田製菓のマーク。高級な仕様でどれも美味。いつも搭乗するJALも、同じ亀田製菓さんのおつまみですが、かかっているコストが全く違うように思えるほど味が異なります。
あと一歩柔軟性が欲しいサービス
とても良い経験となったグランクラスへの乗車。少々惜しいなと思えたのはサービスの柔軟性に関する不足感でした。軽食の味やアテンダントの方達の動きを見ていると、JRらしい?マニュアルに縛られた様子を感じてしまうのです。確かに均一なサービスを提供するのは付加価値の一つと言えますが、一方で臨機応変な柔軟さも価値として認められるのではないでしょうか。
例えばグラスからお水が無くなっていたら「お代わりお持ちしましょうか?」と提案する事が出来るはずです。
単に面倒だから言わないのだろうか?と思っていると、机の上を片付けるという点では、かなり頻繁に話しかけられました。つまり適宜気にしてはいただけるのですが、私の期待とズレているのです。
色々な人やサービスを世界中で見ていると、マニュアル通りのサービスより『予想外・期待以上のサービスや提案』が記憶に残ります。
席数の割に乗車率の低さが目についたのですが、まだまだ磨かれている途中の原石と言った印象を持ちました。