海外ドラマを真似してニューヨークの街でコーヒーを探す
ニューヨークへ行ってみたいと思ったのは、ある人の旅行記を読んだ事がきっかけでした。『ニューヨークでI can speak English.と自分から言えるようになれば、自ずと英語が出来るようになっていく!』との勇気ある文言が、私に大きな衝撃を与えたのです。
少々怖いながらもとりあえず行ってみたニューヨーク。エンパイアステートビルや周囲の建物の重厚感は、写真やTVで見るものと全く異なり、荘厳さや歴史の深さに圧倒されます。
そんなニューヨークの旅で密かに楽しみにしていたのがコーヒーでした。アメリカのTVドラマで、持ち帰り用の白いコーヒーカップ(しかも巨大)を片手に颯爽と登場する主人公達・・・。スタバのカップではない、謎の無地カップをどうしても持ってみたかったのです。
デリのコーヒーが最高の味わい
朝早く起床して、肌寒さを感じる街を歩きます。日本のコンビニのようなお店は皆無で、そこかしこにデリ=デリカテッセンと呼ばれる、個人経営の商店が見受けられます。ホテルから2ブロック程度歩いた場所にあったオシャレなデリに入ってみると、広々とした店内にオーダー制の調理コーナーやコーヒーサーバーが並びます。言葉や勝手がよく分からないので、とりあえずパンケーキをオーダーし、コーヒーは自分で注いでお会計です。セットで4〜5USDほど。
ホテルに持ち帰り一見ごくごく普通のコーヒーを飲んでみると、あまりの口当たりの良さに衝撃を受けます。濃すぎず、薄すぎず、本当に美味しいのです。
そして出来立てのパンケーキともよく合う!最高の組み合わせ。