一つ60円の激安カップヌードル
カップヌードルと言えば日本を代表するカップラーメンの一つです。昔は100円位で売っていた気がするのですが、日本のコンビニで眺めてみると180円程度で売られており、今やかなり強気の価格設定となっています。
今回ベトナムのスーパーで購入したカップヌードルは税込12,000VND。日本円で60円ほどです。
値段は3分の1ながら、見た目の容器サイズは同じ。おまけに安定のシーフード味ですから期待が持てます。
容器内に簡易フォークが付属する
早速蓋を開けてお湯を注ごうとすると、謎のプラスチックが見えました。日本のようにレジで割り箸はくれませんので、容器の中にフォークが付属しています。勢いでお湯を注がないように注意が必要です。
待ち時間は3分ではなく1分30秒!
いつも通りお湯を注いで3分待とうかと思いましたが、何となく気になって側面の説明書きを読むと、ベトナム語で1分30秒と書いてあります。まさかの短さにかなり驚いてしまいました。ベトナムの人がそんなにせっかちとも思えませんが、カップ麺に求められる標準的な待ち時間なのかもしれません。
具が少なく麺が柔い現地仕様
こちらが1分30秒後の完成風景。一見してすぐに分かるのは具の少なさです。日本であれば堂々と鎮座しているカニカマがありません。カニカマ自体が一般的では無い事と、値段を安くするためにカットされたものと推測出来ます。ただタコや卵は日本と同じく入っています。
麺は色が白くかなりの柔さ。フォーなどの米麺を意識してか、柔らかく軽い麺が採用されています。麺が柔らかいので、待ち時間も短くなっていたというわけです。
スープは日本のシーフードヌードルと同じ風味ですが、味は若干薄め。こちらも米麺のあっさり味を考慮して、パンチを弱くしている印象です。
ベトナムでは後発の日清食品ですから、日本や海外では有名なカップヌードルと言えどブランド力はほとんど無いと言えます。後発故に市場に合わせたアレンジを多用されているのが、大変印象的でした。
どこかの統計で”既にインスタント麺は飽きられ始めている”というデータを見た事もありますが、低価格・手軽な食事は、経済が上がろうと下がろうと、どこかの層には必ずマッチすると思います。
少々かさばりますが、値段が手頃で安全性は確かですので、お土産として購入してみてはいかがでしょうか。
日清食品 カップヌードル シーフードヌードル 75g