機内食(朝食)
最近日本発の便では、優秀な料理人・シェフの皆様が監修する”U-35”機内食が提供さているため、メニュー変更の頻度が少し長くなっています。1ヶ月に1回乗ると、「エビチリ→ハンバーグ→エビチリ→ハンバーグ」の繰り返しになってしまい、飽きが否めません。一方でベトナム発の深夜便は、ここ1〜2年頻繁にメニューが変わっています。朝食の歴史を振り返ると、
おかゆ→オムレツ→リゾーニ(お米の形をしたパスタ)→キッシュ→三色丼(ここで突然和食)→そして今回の”フレンチトースト”に至ります。
実のところ洋食系も和食系も味付けが上手で、素材も悪くありません。なかなかオシャレなチョイスで、本当にベトナムで調理しているのか?といつも驚かされるのです。
出来ればおやつに食べたい!立派なフレンチトースト
今回のメインメニューであるフレンチトースト。蓋を開けた瞬間に分かる、威風堂々としたトーストに、思わず笑いが出てしまいます。トーストの上にはリンゴのコンポート、サイドにカリカリのベーコンとスクランブルエッグ。
トレー上にはクロワッサンとパームシュガー、ホイップクリームが置かれています。パンにパン!ですが、流石パンが美味しい国なので、結局食べてしまいました。
クリームとパームシュガーを適度にのせて食べてみると、予想通りの激甘ですがフレンチトーストとしてはかなり美味しい部類であると思いました。
とは言え、流石に朝食(しかも5時!)としては重い印象で、『これは、おやつに食べたかった』と強く感じます。
勝手な予想ですが、ベトナムの感覚としては”ちょっと豪華”な機内食を狙っているのかもしれません。まだまだ飛行機旅行は普及段階ですので、機内食も特別なものなのではないでしょうか。
毎度毎度美しい盛り付けで心が温まるのですが、なかなか食べきれないのが申し訳なくなります。
昼間の便があれば、より様々なパターンの食事が楽しめると思いますが、当分増便は期待出来そうにありません。