もう思い出したくない?ストレスフルな2017年
最初からネガティブ発言ですが、2017年は実のところ非常に苦しい年でありました。ここ数年何かと苦しい話題が多かったのですが、2017年はその集大成!とも言える状況で、1月の時点でボロボロ。”あらゆることを辞めてしまいたい”と毎日悩みました。しかし、そんな中でも”諦めずに何かを続ける事が出来た”のが、2017年の不思議な部分であったと認識しています。
終焉してしまいそうな仕事を諦めない、勉強を諦めない、体を鍛える事を諦めない、人生を諦めない・・・様々な”諦めない”を続けた結果、後半になってチャンスが到来し、急激に幸福度が増していったのでした。
『苦しい時こそチャンス』などと良く言いますが、まさにそれを活かした形となり、嫌だった年が、良い年になっていきました。
日本はネガティブ思考から抜け出せないのか?
続けて社会面で2017年を振り返ってみたいと思います。2017年はリーマンショック以来のターニングポイントであったと認識しています。リーマンショック以後、少しずつ回復してきた日経平均株価はついに20,000円を上回り、巷では”人員不足”というある意味ではポジティブな悲鳴が聞こえます。ついこないだまで”派遣切り”という言葉が世間を暗くしていたのが嘘のように、人が足りずに時給相場が上がっていく現象が、都心部を中心に拡大しています。
また、AIやロボット、自動運転という新たな技術が巷を賑わし、仮想通貨がバブルの様相を呈している状況は、数年前には全く想像もつかなかった方が多いのではないでしょうか。
一方で他国、特に新興国との比較で気がつくのは『相変わらずネガティブ・下向き思考』が日本の社会を包み込んでいることです。
日に日に下を向いて歩く人が増え、奇妙な事件は増加し、些細な事で争いになる・・・経済が上向かなかった90年代と同様の現象が、”好景気であるはず”の今の社会で実際に発生しています。
新たな事象をポジティブにとらえ、波が到達するより前に波にのろうととする新興国の人々と、現状維持もしくは下降路線が染み付いた日本の人々。私は本当に日本が好きであったはずですが、日本人と話しても面白くない、得るものが無いとまで感じるようになっている気がします。
2018年は”未知との遭遇”を狙いたい
ここ数年一つの事を極める事に注力してきましたが、そろそろ頂点が見えるところまで到達しました。従って2018年は次なる挑戦をしていきたいと考えています。一つは”ボーダーレス社会”を実感する事です。日本は出国税を創設したり、税金の徴収を厳しくしたり「囲い込み」に必死ですが、一方で外国人を受け入れ、自由にお金を動かし、商売をさせ、経済を活性化させようとする国が存在します。
当然日本人である私もその対象であり、失敗しても失う物は特にありませんので笑、久しぶりに新しい社会のあり方へと自ら入り込んでいきたいと考えています。
もう一つは旅です。地中海を見て、アフリカ大陸へと上陸してみたいと考えています。この歳になっても、未だに見られていない場所が多くある事に気がつきました。ここ1〜2年新しい場所の開拓が止まっていましたので、久しぶりに初見の場所でワクワクしてみたいのです。
昨年は苦しい状況下で”世界の広さ”を忘れてかけていましたが、2018年は改めて世界を知り、人生を発展させていく事に注力していきたいと思います。変化を作り、楽しむ。そんなポジティブな1年を期待します。