以前より長くなった機内食メニューの変更周期
競争が厳しい航空業界。どこの航空会社でも、利益を増やすべく見えるような見えないような微妙なコストダウンが増加しています。最も分かりやすいのが機内食。JALではU-35シェフ監修といった、機内食のアップデートに力を入れるようになりましたが、一方でメニューの変更周期が長くなってしまいました。
贅沢は言えませんが、1月に一回以上のペースで搭乗していると、同じメニューを交互に楽しむ事になります。以前はこんな事無かったのにと・・・変化を実感してしまうのです。
株主でもある私としては、利益が増えるのは良い事のような気もしますが、絞り出すような手段はあまり好きではありません。
メニューが変わりすぎるベトナム発便
一方でメニューが変わりすぎてしまうのがベトナム発の便。今回はオムレツとソーセージ。『お客さんで感想を試しているのか』のごとく、フレンチトーストであったり、三食丼であったり、ベトナムらしいチャレンジングな姿勢に思わず笑みがこぼれてしまいます。私は工夫したり努力したりする人がとても好きなので、一体どんな人が献立を考えているのかと?ワクワクしてしまいます。
食べもせずにとりあえず「マズい」などと言う人が居ますが、制限の多い条件下で彩などの気遣いをしてくれている事に対して、感謝の言葉ばかりが浮かびます。
原点回帰で思い出す空旅の面白さ
少し前まで気持ちに余裕が無かったためか、飛行機の外を眺めていなかった自分に気がつきました。ふと綺麗な空や海、夜景などを眺めていると、心に温かさを感じます。何度も同じ飛行機・同じ便に搭乗すると飽きてしまう時もありますが、たまに”原点回帰”な行いをすると「やっぱり飛行機の旅は面白い」と思えるのです。