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2018-03-15

ハノイのVNペッパーランチでビーフペッパーライスを食す|ハノイ ベトナム

Pepper lunch hanoi ペッパーランチハノイ
外国人には不毛地帯にすら見えたハノイのレストラン事情。わずか5年で大きく様変わりしました。




ハノイに外食ブランドの店が急増

Pepper lunch hanoi ペッパーランチハノイドリンク
ベトナムと言えば、首都ハノイと南の経済都市ホーチミン市が2大都市であり、良く比較がなされます。

大分前の話ですが、ホーチミン市に住んでいた人が『ホーチミン市は歩けばローカルレストランにぶつかるような状況だから、きっとハノイも同じだろう!』と意気揚々街に繰り出していった事がありました。

2時間後に再度会うと開口一番『飯屋が全然無い!!』と絶叫。食べるところが少ない・・・と感じていた私ですが、見事に裏付けがなされたのでした。

それから数年。気がつけばマクドナルドが(やっとこさ)ハノイに進出し、今回取り上げるペッパーランチのような日本の外食ブランドも、少しずつ首都で見かけるようになってきました。

”ベトナムは牛肉(ボー)が高級だから鶏肉(ガー)と豚肉しかない!”との印象が強かったのですが、マクドナルドもペッパーランチもメインはビーフ。あーあ昔牛肉が食べられなくて苦労したのはなんだったのか!と、すっかり自分が”置いてかれている”ような気分になります。

ハノイのペッパーランチはレストランスタイル

Pepper lunch hanoi ペッパーランチ店内
初めて入店したペッパーランチハノイの店内。日本で展開されているファストフード型の店舗構成ではなく、オシャレで大きなレストランになっています。目分量ですが、東京であればガストやサイゼリアが展開しそうな面積。広すぎて一瞬どこに座ったら良いか迷うほどです。

注文システムはファストフードでお馴染みの前オーダー&前払い制。メニューはベトナム語が基本ですが、頼めば英語版も出してもらえます。

入店すると大きな声で”いらっしゃいませー!!”と綺麗な日本語で挨拶してくれるので、てっきり日本語が通じるかと思いましたが、流暢な会話までは難しい様子。英語が出来る人も少なく、若い女の子がゆっくり分かりやすい英語で注文を聞いてくれました。

思ったよりも種類が豊富なことと、値段が日本と変わらないもしくは日本より高い物もあったので、ケチな私は一番シンプルで分かりやすいビーフライス(99,000VND)を選びます。加えて味噌汁とドリンクのセットをチョイス。全部合わせて130,000VND(650円)ほど。

メニューを詳しく見ていくと、ステーキや鉄板パスタ、カレーまであり、なかなか楽しめそうです。ただし大きなステーキになると360,000VND(約1,800円)!とのことで、驚いてしまいます。

ベトナムのビーフペッパーライス

Pepper lunch hanoi ペッパーランチハノイビーフペッパーライス
オーダーから10分ほどしてビーフライスセットが運ばれてきました。当たり前ですが見た目は全く同じです。まず関心したのはサイドメニュー。

アジアのお茶や味噌汁はなんとなく違う味になってしまうのですが、ペッパーランチのお茶や味噌汁はしっかり日本の味です。

熱すぎて舌が麻痺

Pepper lunch hanoi ペッパーランチハノイビーフペッパーライス
続いてメイン。見た目はそこまで多く見えませんが、食べ始めると量の多さに気がつかされるのがペッパーランチの面白さです。

お肉を焼きつつご飯を混ぜていくのですが、どうも鉄板が熱すぎたのか口に入れると舌が痺れて味が分かりません笑。常備されているタレをかけてみたのですが、やはり舌が熱さで麻痺し良く分かりません。

ハノイの店が悪いというのではなく「ペッパーランチはこんな感じだったのだな、と思いだした」というのが適切でしょう。

仕切り役のお兄さんがイイ感じ / ベトナム人はご飯にかけるのが苦手?

Pepper lunch hanoi ペッパーランチハノイ調味料
味は楽しめたような楽しめなかったような微妙な形になりましたが、店のサービス・オペレーションは見ていて非常に面白かったです。

ベトナムなので当たり前ですが、若い従業員が多く手を抜きそうになるのですが、それを見て若い男性が一生懸命注意していました。

きっと彼が優秀なリーダーなのでしょうが、彼が居なければ店は荒廃するに違いありません。

まだまだ空席の目立つペッパーランチですが、ベトナムの人はライスに何かをかけるといったスタイルが苦手との話をどこかで聞いた事があります。

チャーハンは定番メニューとしてどこの食堂に並びますが、その他のライスメニューは白いご飯+おかずを組み合わせた定食スタイルが目立ちます。

若者が多く異文化が入り込んでいる場所ですから、きっとマインドも変わっていくでしょうが、新しいものを馴染みのあるスタイルとして広げていくには、長く続ける根気が必要となりそうです。

ACCESS:Pepper Lunch, Hai Ba Trung, Hanoi






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