超レア?ケータリング会社と食べ歩きして開発した機内食
チャレンジ精神旺盛で私の心に響いていた、JL752便のベトナム搭載機内食。『どんな人たちが作っているのだろう?』といつも疑問を持っていましたが、その回答が示されたかのように登場したのがバインミー機内食でした。(※バインミーはベトナムのサンドイッチ)
実はこのバインミー機内食、JALのFacebookページで紹介がなされており、JALの担当者とケータリング会社のNOIBAI CATERING SERVICES(NCS)が食べ歩きをしながら研究を重ねて開発したのだそうです。
わざわざ食べるための紙袋まで専用で作ったそうで、JALだけではなく、NCSのロゴが正面に出てきているのが面白い点です。
今まで沢山の機内食を食してきましたが、ケータリング会社が表に出てきたパターンは都度見たことがなく、非常にレアケースなのではないかと感じます。それだけJAL側も彼らを信頼しているのでしょう。
パクチーはお好みで!バインミー機内食の食べ方
機内食バインミーの食べ方はいたって簡単です。容器からバインミーを取り出し、専用の袋に入れ軽く潰していただきます。驚くべきことに別容器で”パクチー”と”チリソース(ベトナムでは定番)”が付属しますので、お好みで追加します。
バゲットに挟まれた具材は美しく焼かれたお肉、細切りのニンジン・パパイヤなど。バゲットの適度な柔らかわさと見た目の美しさ、そして具材のベトナムらしさに期待が膨らみます。
せっかくですので私はパクチーとチリソースを全投入しました。パクチーが色鮮やかで写真映え(今時はインスタ映え)する構図です。
バゲットの香ばしさと具材の美味しさが際立つ
バインミーを袋に入れて早速頬張ると、パンの適度な食感と香りが広がり、具材と相まって美味しさ全開です。ベトナム語で言えばNgon quá!!、ベトナムのパンも食材も本当に美味しく感じます。
初めて見たケータリング会社とのコラボ機内食。以前からメニュー構成の面白さで注目していたベトナム搭載機内食だけに、私はかなり感動してしまいました。
ベトナムらしい前向きな向上心を感じずにはいられない料理であり、本当に食べる事が出来て良かったと思います。
実は和食の味付けも上手に思えるので、是非”和朝食”にもチャレンジいただきたいところです。Cảm ơn NCS!